表参道、代官山、赤坂…「オシャレ立地におでん酒場」ミスマッチ感がヒット
「おでん」のいいところは、そのオペレーションの軽さだ。仕込みをしておけば注文後にすぐ提供でき、職人の技術もほとんど必要ない。店舗展開がしやすく、昨今の人手不足と相まっておでんに注目する飲食店オーナーは多い。実際に多くのおでんブランドが登場している中「“女性”をターゲットにした“おでんBar”」のコンセプトで人気を集めているのが「O’denbar うまみ」だ。
多くのおでん業態は男性向けの大衆酒場になりがちだ。ところが「O’denbar うまみ」では女性をメインターゲットにしており、酒場ではなく“バー”を謳う。シンプルで小ぎれいな内装。「酒場感」を出し過ぎない、バーをイメージした店づくりで女性客を取り込み、他のおでんブランドと差別化している。
1号店は2021年2月、横浜・関内にオープン。それを皮切りに表参道、代官山、赤坂、麻布十番、新橋、今回の三軒茶屋、さらにFCで仙台と合計8店舗を展開。売上は好調に推移し、特に代官山店は約8坪で月商800万円と坪月商100万円の繁盛店となっている。他の店舗も多くが坪月商70万~80万円をキープ。運営会社WASの代表、宇野優司氏はこう話す。「表参道や代官山、麻布十番といった女性の多いオシャレな立地で、あえてのおでんという意外性がウケたのではないでしょうか」。

「O’denbar うまみ 三軒茶屋」。同ブランドが狙う20代後半から30代の感度の高い女性が多くいる、うってつけのエリアに出店した
店舗データ
| 店名 | O’denbar うまみ 三軒茶屋 |
|---|---|
| 住所 | 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-11 プレジオ三軒茶屋 2F |
| アクセス | 三軒茶屋駅から徒歩3分 |
| 電話 | 03-6450-7919 |
| 営業時間 | 12:00~15:00、17:00~23:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 坪数客数 | 16.5坪34席 |
| 客単価 | 3500~4000円 |
| 運営会社 | 株式会社WAS |
| オープン日 | 2025年9月15日 |
| 関連リンク | O’denbar うまみ 代官山(記事) |
| 関連リンク | O’denbar うまみ 三軒茶屋 |


















