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「高田馬場ビール食堂」がオープン。ロティサリーチキンと10種の樽生クラフトビールで朝5時まで営業!

扉の右手に小窓を設置し、ロースターの中で焼けるチキンが外から見えるようにした
恩人であるという前職場のオーナーが65.5インチのモニターを寄贈してくれた
「つくば鶏のロティサリーチキン~ロースト野菜添え~」。すべての部位が味わえる「1羽」(写真)がおすすめ
前菜盛り合わせ(2人前)。パテ・ド・カンパーニュなどの「肉」、カキなどの「魚介」、トマトなどの「野菜」と、品目はバラエティー豊富
中央が石黒俊輔氏。左が料理長の芝孝志氏、右がホールと調理を担当する加藤愛実氏

高田馬場といえば学生街。新旧多様な飲食店がしのぎを削るエリアでもある。特にラーメン店や大衆居酒屋の激戦ぶりには目を見張るものがあるが、駅から近く賑やかな「さかえ通り」は、高田馬場の“顔”的存在。そんな商店街に、10月1日にオープンした「高田馬場ビール食堂」はオーナー店長である石黒俊輔氏の新規独立店舗。世界中から取り寄せたクラフトビールとロティサリーチキンを二大コンテンツとし、新たなファン層を獲得しつつある。

日本酒党からクラフトビールの道へ

オーナーの石黒氏の前職は、池袋の人気鉄板居酒屋「池袋の風」の店長。酒の種類では東京屈指の同店で、まだ当時なじみのなかったクラフトビールを導入し樽生ビールを7タップ、ボトルビールを50種ほど扱いはじめた実績がある。だが、本人は「そもそもは甘口で酸が立った生原酒など日本酒好きだったんですよ」と、根っからの日本酒党を自認していた。それ以来ビールひと筋となり、仕事が休みの日もビアバーやビアフェス、通称“酒のデパート”「目白田中屋」などへ足繁く通い、ビアテイスターとビアコーディネーターの資格も取得した。

10種の樽生とロティサリーチキン、創作料理

石黒氏のセンスで選ぶクラフトビールは、約473mlの大サイズ1200円~と、250mlの小サイズ800円~の2サイズ。ひと樽売り切れると、新たな銘柄を登場させるというスタイル。いつ来ても違うものに出会える楽しさを演出する。セレクトの基準は、原産地のこだわりより、ビールそのものの個性を重視しているという。

フードの主役は、「つくば鶏のロティサリーチキン~ロースト野菜添え~」(1羽3~5人前・1980円、1/2羽2~3人前・1200円)。鶏は、いくつか選択肢がある中で「つくば鶏」を選び、その持ち味を活かしてスパイスやハーブで最小限の調味を行う。ロースターは、類似の店をリサーチした結果、ガラス面から中がよく見える機種に決定。通りに面して設置し、回転しながら鶏が焼けるようすを見せて、行き交う人の好奇心と食欲をそそる。そのほか、店のもう一つの“顔”が、鮮やかな「前菜の盛合せ」(1人前1500円、2人前2500円)。名だたる名店で研鑽を積んだ料理長のセンスが光る美しいひと皿だ。

「高田馬場らしからぬお店」は最高の誉め言葉

店の立地は高田馬場駅より徒歩約3分。さかえ通り商店街の最奥で24年続いた定食屋だった物件を、スケルトンから全改装。天井を解体し、配管や梁などの構造をむき出しにし、クールかつ開放的な店内を、木やアンティーク調で温かな雰囲気に仕上げた。カウンター内の樽生タップ、背面のビアグラス、ビールの銘柄の説明書きが賑やかで、よく目を引いている。来店客から、「雑多な高田馬場らしくない、おしゃれな店だ」とよくいわれるそうだが、そこに商機があると考える石黒氏。早じまいの店が多い中、朝5時まで営業することで、深夜早朝帯の飲食需要に応えられる見通しもある。近年盛り上がりを見せるクラフトビール業態。高田馬場でも「高田馬場ビール工房」、「ベアードタップルーム」が繁盛しているが、「良きライバルとしてともにファンの裾野を広めていきたい」という。挑戦は始まったばかりだ。

(取材=木村 悦子)

店舗データ

店名 高田馬場ビール食堂
住所 東京都新宿区高田馬場3-4-13 日鉄ビル 1F
アクセス JR・西武新宿線・東京メトロ東西線高田馬場駅より徒歩3分
電話 03-6883-5004
営業時間 17:00~翌5:00
定休日 月曜日
坪数客数 15坪 28席
客単価 4000円
オープン日 2018年10月1日
関連リンク 高田馬場ビール食堂(FB)

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