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高円寺に「汤汤(タンタン)」がオープン。高円寺に馴染みのある二人がタッグを組み、優しい味わいの京風中華に独自のアレンジを加えた未開拓ジャンル「出汁中華」に挑戦

1月7日、高円寺北口エリアに「汤汤(タンタン)」がオープンした。運営は、高円寺で「茶割りバル」や「酎ハイstandハイスタ」を展開するYCO GROUP。代表の奥山通雄氏と、京都の小料理店や都内で居酒屋の運営やマネジメント、プロデュースなどを経験してきた来馬(くるば)隆文氏がタッグを組んで出店した。「出汁中華」をコンセプトに、優しい味わいの京風中華に来馬氏のアレンジを加えた料理を提供。街中華でもガチ中華でもない中華の新たなジャンルを提案し、高円寺の街に新風を吹かせる。


高円寺に根付いた別々の酒場で経験を積んできた二人

高円寺駅北口から北西に伸びるのは、さまざまな飲食店がひしめいている高円寺中通り商店街。そこから一本入った路地にあるマンション1階には懐かしさを感じさせる飲食店が軒を連ねている。その並びにオープンしたのが「汤汤(タンタン)」だ。運営は、高円寺で「茶割りバル」や「酎ハイstandハイスタ」といった居酒屋を展開するYCO GROUP(YCOとはやっちゃお!の略)。

代表の奥山通雄氏は高円寺出身で、農業大学を卒業後、家業である測量会社に勤務。その後数年間の営業職を経て、「サカナバル」などを運営しているアイロムの「on fish! 横浜元町店」(現在は休業)でアルバイトを始め、飲食業界に足を踏み入れた。

そこで半年ほど勤務すると、次は高円寺のDJが選曲したサウンドを楽しめる立呑み「JAPUB 円蔵」へ。リニューアルのタイミングで店長に就任し1年半にわたって勤めていたが、コロナ禍で閉店することになった。これをきっかけに独立を決意し、2020年7月に「茶割りバル」を開業。さらに2021年3月には「酎ハイstandハイスタ」、2022年4月には「39Life酒場」をオープンさせ、高円寺の酒場シーンを盛り上げてきた。

もともと「JAPUB 円蔵」のお客で、「茶割りバル」のオープンの際、奥山氏が再会を果たすことになったのが、「汤汤」のもう一人の中心人物である来馬(くるば)隆文氏だ。福井出身の来馬氏は、京都の農学系大学に在学中、アルバイトとして小料理店に3年ほど勤務。その際に、京料理の出汁の奥深さに魅了されたという。後に上京し、都内で飲食店の運営やマネジメントの経験を積んだ。コロナ過には高円寺のバーの間借りで居酒屋をオープンし、独立。さらに数店のプロデュースを経て、2023年9月には同じく高円寺に「立呑モロミ」を開業した。

高円寺駅北口から徒歩2分。レンガ調のマンションの1階に飲食店が複数入っており、そのなかでも奥まった位置に立地している

店舗データ

店名 出汁中華 汤汤(タンタン)
住所 東京都杉並区高円寺北3-21-19 ライオンズプラザ高円寺 1E

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アクセス JR中央線高円寺駅から徒歩2分
電話 03-5356-6002
営業時間 17:00~24:00
定休日 月曜
坪数客数 7坪12席
客単価 3500~4000円
運営会社 株式会社YCO GROUP
オープン日 2025年1月7日
関連リンク 出汁中華 汤汤(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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