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「上原の酒場 でばやし」の姉妹店「上原の酒場 でばちか」が代々木上原に開業。高知の食材を使った料理とおでん、40種類の焼酎を打ち出し「2軒目に提案される店」を目指す

11月5日、代々木上原に「上原の酒場 でばちか」がオープンした。高知出身の幼なじみ二人が2021年に共同創業した「上原の酒場 でばやし」の新店舗だ。15坪で月商500万円となることもある繁盛店へと成長。今回は同エリアの地下の物件に出店。大きな一枚板のカウンター主体の酒場で、高知県産の新鮮な食材を使った料理とおでん、40種類の焼酎を打ち出す。将来は高知出店という目標への基盤を固めながら、地域に根差した店づくりを目指す。


若年層を取り込む「でばやし」と地域住民に寄り添う「でばちか」

代々木上原駅からすぐ、線路沿いにあるビルの2階に「上原の酒場 でばやし」がオープンしたのは2021年3月12日。高知出身の幼なじみコンビである中島 良氏と田邉翔太氏(「でばやし」開業時は旧姓中野翔太氏)が共同で創業した、スタイリッシュな空間で高知食材を生かしたメニューを提供する居酒屋だ。料理の味はもちろん雰囲気の良さやコスパの良さが評価され、20~30代の若年層を中心にあっという間にSNSで評判が広がった。15坪の店内で、今では最高月商500万円の繁盛店となっている。

将来は地元・高知に店を出すことを目標に、従業員を増やして会社をステップアップさせるべく、開業2年目あたりから店舗展開を視野に入れていたという二人。「ありがたいことに 『でばやし』は若いお客様の利用や団体客利用が増えたが、一方で近隣に住むお客様が一人でフラッと入るにはハードルが高くなってしまった。近隣でより地域密着の酒場を作りたいと考えていたところ、目星をつけていた路地にある物件を見つけて申し込みました」と2店舗目開業に至った経緯を話す。

店舗となったのは、ガールズバーだった10坪の地下の物件。路面店ではなかったが、近くに知名度の高い「でばやし」があることから契約に踏み込んだ。一人で営業できるようにカウンター主体の内装とし、「でばやし」よりもお客との距離が近い店づくりを目指す。

代々木上原駅南口から徒歩1分。ノスタルジックな飲食店が立ち並ぶ路地の一角にある雑居ビルの地下。入口にはロゴが入った立て看板がひっそりと佇む。「でばちか」の由来は「でばやし」と同じ4文字で、「地下」「近い」といった意味や「デパ地下」のような言いやすさがあったことから

グレーを基調にしたシックな空間に、静岡県三島市の材木店から購入した一枚板の大きなカウンターがどっしりと構える。カウンター奥には多様な焼酎がズラリと並ぶ。内装はエアコンを除いて全面改装したという

店舗データ

店名 上原の酒場 でばちか
住所 東京都渋谷区上原1-32-18 小林ビル2階

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アクセス 代々木上原駅南口から徒歩1分
電話 03-6451-5547
営業時間 19:00〜翌2:00(LO01:00)
定休日 日曜
坪数客数 10坪12席
客単価 4000~5000円
運営会社 株式会社KERA
オープン日 2024年11月5日
関連リンク 上原の酒場 でばちか(Instagram)
関連リンク 上原の酒場でばやし(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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