渋谷に「tar（タァ）」がオープン。「ピザとタパス」をテーマにしたカジュアルレストラン、坪月商45万円超「鳥とサワー 鳥どシ」を手掛けるArmy Antの新店舗

「ピザへのリーチを伸ばすため」のタパスを充実させて単価を確保

テーマは「ピッツァとタパス」。「主役はピザですが、ピザとワインだけで帰られてしまうと単価が取れない。ピザに行くまでのリーチを伸ばすべく、お酒の進む魅力的なタパスを豊富に用意しました」と船木氏。ピザを楽しむのは〆で、そこにたどり着くまでタパスとドリンクを楽しんでもらうことで、単価5000～6000円を目指す。

ピザは「大人の照り焼きチキン」（1780円）や「マルゲリータ」（1680円）など７品で、特に卵黄を崩して食べる「ビスマルク」（2180円）が人気だ。全粒粉を使用した加水率の高い生地を36時間じっくりと低温で発酵させ、イタリアから取り寄せたピザ窯で400度で焼きあげる。タパスは「tarのポテサラ」（680円）、「牛肉のタルタル」（1680円）、「スモークサーモンとクリームチーズのブルスケッタ」（800円）など。メイン料理には「骨付き鶏もも肉コンフィ」（2400円）と「熊本県産 和牛ロースト」（3200円）や、さらにパスタやデザートまで取り揃える。メニューは、イタリアンを展開するダルマプロダクション代表の古賀慎一氏に監修を依頼した。

ドリンクはナチュラルワインを打ち出しており、赤・白・オレンジが各種グラス880～1200円。その他、「生ビール（サントリー）」（680円）、ハイボールやジン、サワー、カクテルなど各種600～900円。焼酎に紅茶の茶葉を漬け込んだ「自家製紅茶サワー」（700円）や、栗リキュールをコーヒーで割った甘いカクテル「珈琲モンブラン」（800円）といったオリジナリティあるものも用意する。

ピザ生地は軽い食べ心地の生地を意識

「tarのポテサラ」は卵白から作ったマヨネーズを使用したポテトサラダ

「熊本県産 和牛ロースト」。タパスだけでなく、しっかりとしたメイン料理も用意

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