海鮮創作中華×中国ワインの「TARO’s（タローズ）」が野方に開業。航空会社、ラグビー選手から飲食へ転身した地元出身30歳オーナー、すし店「おたや」に続く2店舗目を同級生らと立ち上げる

目指すのは「外からも人を呼び込めるお店」。多様な業態の店舗展開も視野に入れている

オープンして2か月弱、当初は尖ったコンセプトから若い客層を予想したが、現在大半を占めるのは地域の30～40代。リピーターも少しずつついてきており、「地域制と業態がマッチしている」ことを実感し始めたという。「リピーターさんが多く、温かい気持ちで営業できるのでありがたいです。少しずつ地域に根付かせ、ゆくゆくは外からも人を呼び込めるお店にしていきたいですね」。

今後については、「多様な店舗展開にチャレンジしたい」と御旅屋氏。「自分がお店に立って接客するのも好きですし、出店するワクワク感も好きなので、業態を問わずいろんなお店を開きたいです。地元・野方で複数店舗を展開した後は、新しい地域で今より少し大きい10坪程度の店舗で商売をしてみたい」と話す。チャレンジ精神とバイタリティーに溢れた御旅屋氏とその仲間たちが提案する型にはまらない飲食体験は、今後も多くの人を魅了していくだろう。

中央右：代表の御旅屋良氏。右：料理長の田立和貴氏。中央左：「TARO’s」店長の丹尾亮太氏。左：「おたや」スタッフの二宮拓也氏

（取材＝吉田真琴）

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