火鍋の魅力は“受け止め力”。定番からユニークなものまで多彩な具材を用意
主役となる火鍋は、これまでも様々な店を一緒に手掛けてきたRhythmPlace(東京都中野区)の加藤 亮氏とつくりあげた。ベースとなるの「火鍋セット」(一人前3000円)は、10種類以上のスパイスを熟成させてつくるオリジナルの醬の「赤スープ」と、鶏やカツオ、サバ、煮干し出汁の「白スープ」の2種に、具材として「赤豚しゃぶしゃぶ肉」に、麻辣系の赤いタレで牛肉を漬けた「麻辣牛肉」、「野菜盛合せ」、〆の「ジャスミンライス」が付く。さらに追加で「牛小腸」(690円)、「ラムつくね」(890円)、「野菜盛り」(各種590円~)などの具材が注文可能。「様々な火鍋店をまわる中で、既存の人気店では業務用の冷凍食材を粗雑に扱っていたり、盛り付けに工夫がなかったりすることが多いのが気になりました。今回の取り組みでは今まで自分達が培ってきた調理技術を活かし、できる範囲ではありますが店内の手仕込みや盛り付けにこだわりました」と吉利氏。特に野菜の盛り合わせは、野菜の色合いや盛り付け方にもこだわっている。
「火鍋の魅力はどんな具材を入れても美味しく溶け込むことだと思います。“受け止め力”が高い」と吉利氏。季節限定で「白子」(790円)や「鰤しゃぶしゃぶ」(790円)(取材時)といった火鍋には珍しい海鮮系の具材なども用意しているのもポイントだ。「火鍋の“受け止め力”が高いので違和感なく美味しく食べられる。オーダー率も上々で、単価アップにも貢献します」と吉利氏。「火鍋の味は具材を加えるごとに変化していく。その変化も含めて楽しんでもらえれば」とも話す。そうして様々な具材を受け止めたスープは最後に「ジャスミンライス」にかけて食べるのがオススメで、まるでスパイスカレーのような仕立てになるという。それ以外にも「さつまいも春雨」(590円)や「中華麺」(490円)といった麺も用意する。
火鍋以外にも「海老の紹興酒漬け」(1尾590円)や「野菜のおつまみ盛り」(990円)といった一品料理も用意。ドリンクは生ビール「アサヒスーパードライ生」(中690円、小390円)からハイボール、サワー、お茶割り、漬け込み酒、焼酎、ワインなど幅広く揃え1杯600~700円。紹興酒もグラス690円~で用意する。
店舗データ
店名 | TOKYO TANG TANG(トーキョータンタン) |
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住所 | 東京都港区南青山2-10-11 |
アクセス | 外苑前駅から徒歩7分、青山一丁目駅から徒歩9分 |
電話 | 03-6271-5382 |
営業時間 | 16:00〜23:00 (LO 22:30) |
定休日 | 日曜 |
坪数客数 | 17坪22席 |
客単価 | 5000円 |
運営会社 | 株式会社TOKYO TANG TANG |
オープン日 | 2024年10月10日 |
関連リンク | TOKYO TANG TANG(Instagram) |