おでんは酒の進むパンチのある味わいの鶏出汁に一新
以前の「米久」のおでんは、鰹節やイワシをベースに塩で味付けした透き通った出汁が自慢だった。今回、新たに鶏出汁おでんを開発。「店長は30代で、僕もギリギリ30代。そうした若手が老舗を継承するということで、おでんの仕立ても一新しようと思いました」と井上氏。井上氏がかつて働いてたことのある鶏居酒屋「神鶏」の鶏スープに昆布出汁をブレンド。お酒が進むよう、動物性の出汁を中心としたパンチのある味わいに仕上げた出汁で味わうおでんだ。タネは「大根」「たまご」「はんぺん」「さつま揚げ」「つくね」「手羽中」など、鶏出汁との相性を考え12品ほどを用意し、すべて200円とわかりやすさを重視。盛り合わせだと3種盛り500円、5種盛り800円とお得になる。この鶏出汁を活用した一品料理も充実しており、「出汁トマト」(400円)や「季節のおひたし」(400円)、「ロールキャベツ」(500円)などがそうだ。オススメの逸品が荻窪のラーメン店「十八番」から仕入れる餃子を使った「炊き餃子」(750円)で、にんにくのしっかり効いた餃子に鶏出汁が合わさり、やみつきになる味わいに仕上げている。
ドリンクは「生ビール(アサヒスーパードライ)」(580円)、「ハイボール」(450円)、チューハイやお茶割り各種500円、焼酎各種550円、ワイン(グラス660円、ボトル3080円)など幅広く用意。井上氏の地元である新潟を中心に揃える日本酒(700円)も。「おでん屋と言えば出汁割りですが、この鶏出汁では合わないと思って出していませんでした。先日、お客様からのリクエストで、甲類焼酎で割ってみたら美味しかったので、そのうちラインナップに加わるかもしれません」と話す。
店舗データ
店名 | 三代目 米久(よねきゅう) |
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住所 | 東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-11-17 |
アクセス | 阿佐ヶ谷駅から徒歩2分 |
電話 | 問い合わせは「バル和」(03-3330-6090)まで |
営業時間 | 【金】18:00~24:00(LO23:00)【土日】15:00~24:00(LO23:00) |
定休日 | 月~木曜(今後、営業日は拡大予定) |
坪数客数 | 7坪10席 |
客単価 | 2000円 |
オープン日 | 2024年8月23日 |
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