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阿佐ヶ谷に「三代目 米久」がオープン。老舗おでん酒場「米久」を「バル和」が継承、昭和情緒残る空間はそのままに、新たに開発した鶏出汁おでんをウリに再出発!

8月23日、阿佐ヶ谷の老舗おでん酒場「米久(よねきゅう)」が、「三代目 米久」としてリニューアルオープンした。受け継いだのは、至近で「バル和(かず)」を営業する井上和哉氏。昭和情緒の残る空間はそのままに、今回新たに開発した鶏出汁おでんを提供。1品200円均一と誰もが立ち寄りやすいリーズナブルな価格設定で、老舗の良さを生かしながら新たな客層を取り込みたい狙いだ。


阿佐ヶ谷で商売を始めて8年。地域に愛された老舗を継承

阿佐ヶ谷駅の北口側に広がるスターロード商店街。その一角にある「米久」は、創業40年とも50年とも言われ、地域に愛されていた老舗のおでん酒場だ。マンガ「おそ松さん」でおなじみの「チビ太のおでん」や、注文後に煮込むトマトおでんなどが名物。カウンター10席ほどのこぢんまりとした空間で、女将さんが「おかえりなさい」と迎えてくれていた。

長らく営業をしていたが先代が引退し、後継者がおらずしばらく休業していた同店。その看板を受け継いだのが、至近で「バル和」を運営する井上和哉氏だ。「『バル和』を2016年にオープンし、8年にわたりこのスターロード商店街で商売を行ってきました。『米久』のおやじさんとはすっかり顔見知りでしたし、この地を盛り上げたいという思いがあり、継承を決めました」と井上氏。「ずっとワイン業態をやってきたので、おでんや焼鳥、天ぷらのような日本のソウルフードに憧れがあった。『米久』の娘さんからは屋号を変えて好きに営業していいということでしたが、この昭和情緒残る貴重な空間を生かし、『米久』の名前でおでん屋をやらせてもらうことにしました」とも話す。

老舗の風格を感じる外観。営業中はドアを少し開けておき、新規客も入りやすいよう意識している

店内はカウンター10席ほど。以前から手を加えずそのまま営業。昔ながらの趣がありつつ、清潔に保たれている。カウンターでもゆったりと座れるので、2人組や3人組も受け入れ可能だ

店舗データ

店名 三代目 米久(よねきゅう)
住所 東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-11-17

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アクセス 阿佐ヶ谷駅から徒歩2分
電話 問い合わせは「バル和」(03-3330-6090)まで
営業時間 【金】18:00~24:00(LO23:00)【土日】15:00~24:00(LO23:00)
定休日 月~木曜(今後、営業日は拡大予定)
坪数客数 7坪10席
客単価 2000円
オープン日 2024年8月23日
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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