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「成吉思汗だるま 上野御徒町店」がオープン。札幌を代表する創業70年の老舗ジンギスカン店、三代目によりファン待望の東京進出を果たし話題沸騰!

7月14日、「成吉思汗だるま 上野御徒町店」がオープンした。運営のだるま4・4(北海道札幌市、代表取締役社長:金 和秀氏)は、創業から70年。札幌を代表するジンギスカン店「成吉思汗だるま」を札幌市内で6店舗展開してきたが、ファン待望の初の東京出店を果たした。「成吉思汗だるま」の創業ストーリーや今回の東京進出について、三代目であり代表取締役副社長の金 有燮(キン ユソプ)氏に聞いた。


北海道を代表するジンギスカン店、安く売られるマトンに着目して創業

ジンギスカンと言えば北海道のソウルフードとして知られている。札幌には数多くのジンギスカン店があるが「成吉思汗だるま」は札幌を代表する老舗だ。運営のだるま4・4はこれまで札幌に6店舗を展開してきたが、今回、満を持して「成吉思汗だるま 上野御徒町店」をオープンし東京進出店を果たした。道民のみならず全国にファンを持つブランドだけあり、オープン初日は建物がある区画をぐるりと囲むほどの行列が発生。最後に入店したお客は6時間待ちだったという。すでに数々のメディアにも取り上げられ世間から関心の高さがうかがえる。

創業は戦後間もない1954年。朝鮮半島の植民地から家族とともに日本へ渡ってきた女性、金官菊子氏が創業者だ。38歳だった夫を亡くし、5人の子どもを養うため、決死の覚悟で開業したのがジンギスカン店だった。現在も使われるロゴのダルマは、金官氏の息子で現在代表取締役社長である金 和秀氏が14歳の時に描いたもの。一般的にイメージされる可愛らしいフォルムのダルマではなく、雄々しく力強い表情の「達磨大師」であることは、当時の苦境やそれに立ち向かう覚悟が現れている。

今でこそ北海道を代表するグルメであるジンギスカンだが、当時はまだ羊を食べる文化は薄かったという。当時、羊肉、特にマトンは臭いというイメージがあり安く売られており、金官氏はそこに着目。クセのあるマトンを美味しく食べられるタレを開発した。レシピは創業家の者しか知らない、門外不出のタレこそが「成吉思汗だるま」の要だという。

上野御徒町と湯島をつなぐ春日通り沿いの建物。1階と2階の2フロアで営業

店舗データ

店名 成吉思汗だるま 上野御徒町店
住所 東京都文京区湯島3-41-5

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アクセス 上野広小路駅から徒歩2分、湯島駅から徒歩1分
電話 03-6240-1430
営業時間 17:00~23:00(LO22:30)
定休日 無休 ※年末年始(12/31~1/2)は休業
坪数客数 15坪23席
客単価 4000円
運営会社 株式会社だるま4・4
オープン日 2024年7月14日
関連リンク 成吉思汗だるま(HP)
関連リンク 成吉思汗だるま(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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