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赤坂に「Marco」がオープン。西麻布のステーキレストラン「ジーナジーナ」代表の新店舗は和洋折衷の小鍋料理をお座敷で楽しむ割烹×バル、インバウンドも狙う


名物は具材を好きにカスタマイズできる小鍋仕立てのアヒージョ

割烹要素を取り入れた「マルコ」では和洋のジャンルを超えた料理を提供する。メニューの多くは旬を大切にし、月2回の頻度で変更。数少ない定番の一つが「選べるアヒージョ」(1500円)。全12種類の具材の中からメイン1種類、野菜2種類を好きに選んで組み合わせられる。このメニューの提供される形がユニーク。小鍋仕立てになっており、卓上コンロの上でグツグツと煮立ち、いつまでもアツアツのアヒージョを楽しむことができる。この小鍋は「72時間煮込みトリッパ」(1500円)「和牛すじ煮込み」(1500円)でも活躍。季節によっては湯豆腐を入れて供すれば、和の雰囲気を楽しむこともできる。もう一つの名物が「お造り盛り合わせ」(1680円~)。「マルコ」では全国の産地から直送するなどした鮮度の高い魚介類がウリの一つ。カウンターと同じ高さのまな板でシェフが魚をさばくパフォーマンスはライブ感いっぱいでお客からも好評だ。牛の赤身肉が名物の「ジーナジーナ」と差別化して「マルコ」では鴨肉を楽しむことができる。「合鴨の溶岩ロースト」(2400円)は予め火を通した鴨肉を熱した溶岩プレートで供し、好みの焼き加減に仕上げるという一工夫が人気だ。締めにはアラカルトではパスタ、コースなら土鍋ご飯が楽しめる。質にこだわった食材を使用しているため、その旨さを生かすために塩を基本としたシンプルな味付け。素材のおいしさを楽しみながら、酒を楽しむことができる。

ドリンクは日本酒とワインを中心にラインナップ。青柳氏がセレクトした日本酒は約20種類(1合900円~)を常備。好きな日本酒三種を選び、おちょこで供される「3種飲み比べ」(1500円)はあれこれ飲みたい人に好評だ。ワイン(グラス700円~、ボトル4000円~)は赤、白、スパークリングを用意。ソムリエの資格を持つ大森氏がフランスワインを、青柳氏がイタリア、スペインなどのワインを厳選し、常時3,40種類がそろえられている。スイスやギリシア、ブルガリアなど日本にあまり輸入されていない希少なワインもあり、常連客を楽しませている。

「選べるアヒージョ」。自分好みのアヒージョが作れる人気メニューで来店した客の8割が頼むのだそう

「お造り盛り合わせ」。趣味が釣りだという青柳氏。全国各地の漁港に知り合いがいて、そこから送られてくる新鮮な魚介が盛り合わせに使われることもあるのだそう

店舗データ

店名 MARCO(マルコ)
住所 東京都港区赤坂2-17-73 赤坂エムアイビル 2F

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アクセス 赤坂駅から徒歩3分、溜池山王駅から徒歩6分
電話 03-3582-8066
営業時間 18:00~23:30
定休日 水曜
坪数客数 16坪17席
客単価 6000~8000円
オープン日 2024年4月25日
関連リンク MARCO(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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