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「恵比寿 馬くろう」がオープン。卸直送の良質な馬肉をクリエイティブに昇華したアッパー居酒屋、馬肉居酒屋のパイオニア「馬喰ろう」が挑む。“馬肉2.0時代”到来!?

6月29日、恵比寿に「恵比寿 馬くろう」がオープンした。馬肉居酒屋「馬喰ろう」を展開する沢井圭造氏の新店舗だ。今回は、中目黒と祐天寺の「初場所」など人気酒場を多数手掛ける吉利雄太氏と加藤 亮氏をプロデューサーに迎え、ひと味ちがうクリエイティブな馬肉料理を用意。馬肉卸を母体とした「馬喰ろう」は、それまで高級品のイメージだった馬肉をカジュアルな居酒屋スタイルで提供し世に馬肉文化を広めてきた。今回は、単価7000円のミドルアッパー居酒屋。「馬喰ろう」とは異なる角度から馬肉の魅力を訴求し、さらなる普及を目指す。


馬刺しを提供してもお客が感動しなくなった!?

1972年創業の千葉県鎌ケ谷市に拠点を置く馬肉卸NTC・デリバを母体とする馬喰ろう(東京都港区、代表:沢井圭造氏)。馬肉居酒屋「馬喰ろう」の展開を開始し、現在に至るまで、「馬喰ろう」をはじめ「ボブリー」「冨士山」「ホースミート」など全国17店舗(FC含む)の馬肉をテーマにした店を展開。加えて「もののこころ」などラーメン店も千葉県内を中心に展開している。

代表の沢井圭造氏は、「『馬喰ろう』を始めた当時、馬肉と言えば老舗の高級店がほとんどで、ハレの日の特別なものというイメージでした。ただ、馬肉にも様々なランクがあり実は高級品ばかりではない。そこで単価4500円の気軽に利用できる馬肉居酒屋をつくり、より馬肉を身近な食材として認知を広げたかったんです」と話す。

2007年に始まった「馬喰ろう」は狙い通りヒット。同店を皮切りに世に馬肉をテーマにした居酒屋が増え、「馬喰ろう」は馬肉居酒屋のパイオニアとなった。「以前までは馬刺しの盛り合わせを提供するとお客様は『何これ?!』と驚き、こぞってカメラを向けた。それが今は、馬肉居酒屋が増えただけでなく、普通の居酒屋にも馬刺しがあることも珍しくなくなり、写真を撮るお客様は一部。前ほど感動されなくなってしまいましたが、それだけ馬肉が当たり前になったということで、思い描いた姿を実現しつつあります」と沢井氏は笑う。

飲食店が立ち並ぶ賑やかな恵比寿西口駅前商店街を進んだ先、五差路の一角にあるビルの地下1階にオープン

店舗データ

店名 恵比寿 馬くろう
住所 東京都渋谷区恵比寿西1-3-11 B1F

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アクセス 恵比寿駅から徒歩7分
電話 03-5459-8348
営業時間 17:00~23:29
定休日 日曜
坪数客数 15坪22〜25席
客単価 7000円
運営会社 株式会社NTC・デリバ
オープン日 2024年6月29日
関連リンク 恵比寿 馬くろう(Instagram)
関連リンク 馬喰ろう(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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