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「大衆酒場ビートル」の展開に貢献したエースが独立し、元住吉に「酒場ヒナタ」を開業。伝統的な酒場文化をリスペクトした、老若男女に愛される令和の大衆酒場が誕生

4月26日、元住吉に「酒場ヒナタ」がオープンした。代表の山口健太郎氏は、ネオ大衆酒場のトレンドを生んだとも言われる「大衆酒場ビートル」を経営するプロダクトオブタイム(東京都品川区、代表:千倫義氏)出身。「ビートル」で統括責任者として活躍した後、自身の店を持つために独立。直近では名酒場として知られる老舗「金田」でも修業し、伝統の酒場文化を学ぶ。「ヒナタ」では今風の要素に古典を取り入れ、広く現代に受け入れられる酒場を目指す。


入社3年目で繁盛店「ビートル」の統括責任者として活躍

駅前に活気ある商店街があり、その向こうには閑静な住宅地が広がる元住吉。その庶民的な商店街の一画にオープンしたのが「酒場ヒナタ」だ。

代表の山口健太郎氏は、北海道出身。上京し、ミュージシャンとして活動する傍ら、さまざまな業態の飲食店でバイトを重ねる。30歳を機に自分の力がどこまで通用するかチャレンジする気持ちで入社したのが、プロダクトオブタイムだ。同社は関東や東北で幅広いジャンルや業態の飲食店を経営。中でも「大衆酒場ビートル」はネオ大衆酒場の先駆け的な存在として知られている。山口氏は入社後、半年で同社がフランチャイズで運営する「串カツ田中」2店舗の責任者になるなど頭角を表し、さらに活躍のフィールドを広げるべく「ビートル」に異動。出店が相次ぎ、業績が伸び盛りの「ビートル」をけん引する統括責任者として、「ミスタービートル」とあだ名されるほど活躍した。

入社したばかりの頃は、社員としてどこまで通用するのかということに目標を置き、独立は視野になかったという。「入社後、半年ほどが経ったとき、社長との面談でこの先、どうしたいかと聞かれました。そのとき、どうせだったら自分のお店をやってみたいなという気持ちが芽生えたんです。そこから、多様な業務を経験し、コロナ禍になったとき、自分でリスクを負って勝負してみたいと、独立することに決めました」と山口氏は話す。

老舗焼鳥店「鳥作」の跡地に立つビルの1階にある店舗。角地で開口部が2方向にあり、日当たり良好な店内。駅から商店街を歩くとすぐに店が目に入る視認性も抜群の立地だ

店舗データ

店名 酒場ヒナタ
住所 神奈川県川崎市中原区木月2-2-39 鳥作ビル1F

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アクセス 元住吉駅から徒歩2分
電話 044-872-9211
営業時間 16:00~25:00、土・祝日の中日14:00〜25:00、日・祝14:00~23:00
定休日 当面は毎週火曜
坪数客数 18坪32席
客単価 3000円
オープン日 2024年4月26日
関連リンク 酒場ヒナタ(Instagram)
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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