飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

酒類メーカーの営業マンが間借りからスタートした吉祥寺「雲ガクレ」が渋谷に進出!海鮮を中心とした隠れ家居酒屋、「雲隠レ」がオープン

5月3日、渋谷に「雲隠レ」がオープンした。吉祥寺の土日限定間借り居酒屋「雲ガクレ」と常設店の「雲バナレ」の新店舗だ。代表の大河内 翔氏は、元ビールメーカーの営業マン。今も酒類メーカーで働く傍ら飲食店を運営し、今回は念願だった渋谷への出店だ。「むじょか生サバ刺」と「本マグロ赤身刺」などの海鮮を中心に、焼売や煮込み、タコスまでバラエティ豊かなラインナップを用意。井の頭線の駅近くの繁華街のビル2階で、落ち着いた隠れ家としてポジショニングする。


ビールメーカー勤務の傍ら、土日限定の間借りで居酒屋をスタート

大河内氏は2011年、新卒でビールメーカーに入社し、その後2018年には外資系ビールメーカーへ転職。業務用販売の営業を経験する中で、「自分でも飲食店をやりたい」という思いが募っていったという。在籍中の2021年9月、吉祥寺を中心に飲食店を展開するビデオインフォメーションセンター(東京都武蔵野市、代表:手塚一郎氏)がハモニカ横丁で運営する居酒屋「ニワトリ」の2階部分を間借りして土日限定の居酒屋「雲ガクレ」の営業をスタートした。

2022年には外資系ビールメーカーを退職し、いくつかの居酒屋で働き、現場を改めて学ぶ。そして2022年4月には、2店舗目として吉祥寺のハモニカ横丁内の期限付き物件で「雲バナレ」をオープン。2023年9月には横丁内の別の物件に移転し、現在も営業を続けている。「雲ガクレ」も、今回の開業準備のため一時休業していたが、今後、営業を再開予定。また、大河内氏は2023年3月からは外資系洋酒メーカーの立ち上げメンバーとしても活躍しており、飲食店経営との二足の草鞋を履く。

今回は吉祥寺を離れ、渋谷への出店となる。「もともと渋谷で店をやりたいと思って物件を探していました。ここはもともとビデオインフォメーションセンターが『やきとりテツ』を運営していた場所で、代表の手塚さんから声をかけてもらいました。『雲ガクレ』で飲食店を始められたのも、手塚さんがきっかけをくれたから。その3年後には渋谷のこの場所と造りを引き継がせてもらったことは、僕の飲食人生の中でとても大きなことです」と大河内氏は話す。同物件は2階ながらも人通りの多い駅前の繁華街。吉祥寺と渋谷をつなぐ井の頭線の改札からすぐという点も気に入ったという。

渋谷マークシティ近くのビル2階。「雲」の看板のみでアピールは控えめ

前テナントからあった大きなオープンカウンターは一部を壊して通路することで導線を確保。厨房内については、大河内氏が酒類メーカー時代に知り合った広島「魚寅」の社長のアドバイスをもとに、刺し場、焼き場などの配置を行い、スムーズなオペレーションを実現しつつ、どこから見てもライブ感がある空間を意識したという。窓際席からは行き交う人を見下ろしながら食事が楽しめる

店舗データ

店名 雲隠レ
住所 東京都渋谷区道玄坂2-7-3 三喜ビル2F

 >> GoogleMapで見る

アクセス 京王井の頭線渋谷駅から徒歩10秒
電話 03-6427-0808
営業時間 17:30~00:00(LO料理22:45、ドリンク23:15)
定休日 月曜
坪数客数 15坪34席
客単価 3500~4000円
オープン日 2024年5月3日
関連リンク 雲ガクレ(記事)
関連リンク 雲隠レ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.