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三軒茶屋に「お魚ダイニング ZUYA」が開業。「魚まみれ眞吉」やベイシックスを経て、魚に精通するオーナー自慢の刺盛や創作料理、レアな洋酒も揃える大人の隠れ家!

1月28日、三軒茶屋の国道246号線沿いに「お魚ダイニングZUYA(ズヤ)」がオープンした。刺身と魚が主役の創作メニュー、料理とマリアージュする美酒を揃える大人の秘密基地のような店だ。オーナーの山川和也氏は、元美容師。今回の独立までには、刺身をウリにする居酒屋「魚まみれ眞吉」(フィッシュウェル)や、人間力を武器に売り上げを作りだす独特の飲食店経営で知られるベイシックスグループの店舗で腕を磨いてきた。


美容師から料理人になったワケ

学生時代から独立心が強く、人好きだったという山川氏。専門的なスキルを持って自分が“大将”になれる職種を探すなか、まずは美容師を選んで社会人キャリアをスタートさせた。競争の激しい都心のヘアサロンで2年半過ごしたが、そもそもなんとなく選んでしまった職業だったこともあり、挫折。学生時代のアルバイト先の居酒屋に出戻ったことが、その後の人生を大きく変えることになった。同じ接客業でも、美容より飲食のほうが、自分の力を発揮できそうだと考え、有名海鮮居酒屋「魚眞」出身オーナーが運営する「魚まみれ眞吉」や、居酒屋やバルを展開するベイシックスなどで、10年以上経験を積んだ。

「刺身を頼まなきゃ眞吉に来た意味がない」と言われる人気居酒屋で、魚を見る目や扱い方、調理のスキル、業者とのコミュニケーションまで徹底的に学ぶ。「いつかこの経験が、生きるときが必ず来る」と山川氏は心のなかで確信しながら日々奮闘。さらに、繁盛店で知られるベイシックスでの経験は、飲食業で生き抜くための心構えとスキルを強固なものにした。ベイシックスは、マニュアルを一切使用せず、自由な発想でビジネスを展開することで知られている。「月500万の売上を通常で800万以上の売上の店にした。どんなに忙しくても、笑顔を絶やさず、お客様へのサービス精神を忘れないことを徹底的に叩き込んでもらった。接客を通して“お客様を楽しませたい”という熱い思いは美容師時代から一貫して変わらなかったが、忙しいことをどこまで楽しめるかという境地に至るまでには、たくさんの学びとトレーニングが必要だった」と山川氏は当時を振り返る。

通りから少し奥まった位置に入口があるが、三軒茶屋駅から徒歩5分とアクセスがいい。席料やチャージ料金は設定していない

店舗データ

店名 お魚ダイニング ZUYA
住所 東京都世田谷区太子堂1-12-29 ダイアパレス三軒茶屋102

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アクセス 東急田園都市線三軒茶屋駅から徒歩5分
電話 080-3588-1434
営業時間 平日17:30 ~ 24:00(フードLO23:00、ドリンクLO23:30)、日・祝日17:00~23:00 (フードLO22:00、ドリンクLO22:30)
定休日 水曜
坪数客数 10坪18席(カウンター10席、4名テーブル2卓)
客単価 5000~6000円
オープン日 2024年1月28日
関連リンク お魚ダイニング ZUYA(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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