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日吉に「飯酒トモエ」がオープン。湘次郎出身オーナー、「イザカヤエガチョ」に続く2店舗目は「一流の和食を居酒屋で」をコンセプトにした大人の隠れ家

1月5日、日吉に「飯酒トモエ」がオープンした。オーナーの江川広樹氏は、日吉を中心に東横線で居酒屋を展開する湘次郎をはじめ様々な飲食店を経て、2020年に日吉に「イザカヤエガチョ」をオープンし独立。コロナ禍の逆境の中、地道な営業が実を結び今や地域の繁盛店として根付いている。2店舗目となる今回は、京都や銀座の料亭で修業してきた料理人とタッグを組み、「一流の和食を居酒屋で」をコンセプトにした大人の隠れ家に挑戦。高級住宅街や慶応大学があることから富裕層も多い日吉で、新たな客層を開拓する。


モラトリアムを謳歌した後、飲食店独立を決意。「サカバ日吉MARU」の湘次郎で修業

オーナーは江川広樹氏、“エガチョ”の愛称で親しまれる人物だ。高校卒業後は肉卸業者で営業や屠畜場の仕事に従事していたが、オープンカウンターの飲食店に憧れ、飲食店で働こうと退職。まずは大手で学びたいと大庄グループでアルバイトを始めた。その傍ら、古着の卸や貸衣装店などアパレル事業にも挑戦していたという。「当時18歳くらいで、大学に行った同級生が社会人になる22歳までには将来の進路を決めればいいと父と約束していて、色々なことをやっていましたね。でも、やっぱり僕がやりたいのは飲食店でした」と江川氏。

当時、新丸子で大繁盛していたバーを見て感銘を受け、その店のオーナーのもとで本格的に修業をスタート。その後、そのオーナーの古巣であった「サカバ日吉MARU」をはじめ日吉を中心に東横線沿いで複数店舗を展開する湘次郎に入り、現場を経て全店のマネージャーを経験した。同社は東京ワインで営業マンとして活躍していた望月正二郎氏が、楽コーポレーションの居酒屋に憧れ立ち上げたグループ。料理やサービスだけでなく、集客やマネジメントの重要性も叩きこまれたという。

「飯酒トモエ」の店内。照明を落とした中で大理石のカウンターが際立つ空間は「誰かを連れていきたくなる隠れ家」を意識。デザインはTILTの椿 正明氏が江川氏のイメージをかたちにした

店舗データ

店名 飯酒トモエ
住所 神奈川県横浜市港北区日吉本町1-2-17 B1F

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アクセス 日吉駅から徒歩1分
電話 045-534-3864
営業時間 17:00~24:00(LO23:00)
定休日 不定休
坪数客数 15坪23席
客単価 5000~6000円
オープン日 2024年1月5日
関連リンク 飯酒トモエ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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