押しつけが嫌でウリはつくらないが、実はすべてが自信作
同社の店舗の多くでは、お通しとしてパン&燻製バターを提供していたが、今回は新しいスタイルを、と「選べるディップとトルティーヤチップス」(500円)を用意し、最初の一品にオススメしている。ひとり一種類のディップが選べるため、シェアする場合はいろいろな味が楽しめる。続く「冷前菜」「温前菜」「パスタ」「メイン」は、「NEW」と「RETRO」それぞれ3~5品がスタンバイ。プリフィックスでコースのように組み立てるのも、単品でオーダーするのも、お客が自由に選ぶスタイル。注文が入ってから肉をたたくというRETROメニュー「和牛のカルパッチョ」(1800円)、モツを主体とした居酒屋「kogane」を運営していることから、新鮮な内臓肉が手に入るこの店ならではのNEWメニューや、サルディーニャ島のつぶつぶパスタをアレンジした「フレーグラ タコの煮込み」(2000円)など、あえてオススメしなくとも興味をそそるメニューが並ぶ。ナポリ名物のフライスナック「ゼッポリーニ」(600円)や、シチリア島のスイーツ「カンノーリ」(800円)など、イタリア料理店らしいおつまみやドルチェも用意した。
ドリンクは「生ビール プレミアムモルツ 香るエール」(700円)や「生レモンサワー」(650円)などの定番から、ドクターペッパーやカルピスなど、ポピュラーな清涼飲料水の味を酒や割材を組み合わせて再現したユニークな「OTONAカクテル」(6種各800円)、ノンアルカクテル(3種各800円)、ノンアルドリンク(各種700円)まで豊富なラインナップ。
20年以上もナチュラルワインに携わっているという渡部氏がセレクトする、生産者の顔が見える、量産できない本物のナチュラルワインは、当然ながら売り切りスタイル。言葉を変えれば、行くたびに新しいワインに出会えるわけだ。(グラス950円~、ボトル6000円~)。また古酒にもこだわり、ブームに流されない本当のワイン好きがわざわざ訪れたくなるような仕掛けになっている。細いニードル(針)をコルクに差し込むことにより、キャップシール(フォイル)をカットしたり、コルクを抜くことなく、ボトルの中のワインを注ぐことができる特許テクノロジーを使用した「CORAVIN」(コラヴァン)」を採用して、ワイン全般の品質管理も徹底している。
店舗データ
店名 | ニューレトロイタリアン マーブル |
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住所 | 東京都目黒区中根1-2-3 粕谷ビル 1F |
アクセス | 都立大学駅から徒歩2分 |
電話 | 03-5726-9133 |
営業時間 | 17:00~23:00(フードLO22:00) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 13坪20席 |
客単価 | 5000~8000円 |
運営会社 | 株式会社コローリ |
オープン日 | 2024年1月13日 |
関連リンク | ニショク(記事) |
関連リンク | ニューレトロイタリアン マーブル(Instagram) |