三軒茶屋に「大衆酒場アダルト」が開業！三茶「豚とバラの日々」、吉祥寺「魚秀」でそれぞれ腕を磨いた2人が独立。上質な料理と、店名からも垣間見えるほどよい“ゆるさ”が魅力

料理は奇をてらわず、一つひとつきちんと美味しいものを提供

メニューのテーマは「当たり前のものを、当たり前に美味しく提供する」。「創作系や“映える”ようなおしゃれな料理は僕らにはできないんですよね。だから、何よりも本当に美味しいものを作ること、メニュー表記もお客さんが見て想像しやすいものを意識しています」との辻氏の言葉通り、「刺身盛り合わせ」（1078円）や「ポテトサラダ」（638円）、「もずく酢」（638円）など王道の居酒屋メニューを中心にラインナップ。中でもイチオシは、様々な店を食べ歩いて理想の味を追求したという「もつ煮込み」（638円）、たまり醤油で甘めに仕上げた「牛バラ肉豆腐」（748円）。この他にも1個77円と破格の「カニカマあんかけ茶碗蒸し」や旬の食材を使った一品料理なども並ぶ。メニュー構成については、きっちり話し合うよりも、お互いに作りたいものや食べたいものを“なんとなく“提案し合うことが多いのだとか。

ドリンクは「ビール（ハートランド）」をはじめ、ウィスキー550円～やサワー類528円～、各種焼酎638円～などひと通り揃う他、「333」や「シンハー」など東南アジア系の瓶ビール748円～が豊富な点も特徴的だ。マカやスッポンなどを使用した「ビンビンサワー」（638円）など“アダルト”なドリンクも気になるところ。A～Eカップまで選べる焼酎の牛乳割り「おっぱいハイ」（550円）はカップ数が上がるほど焼酎が濃くなる仕組みだ。

2人のこだわりが詰まった「もつ煮込み」は醤油と味噌をミックス。その他の具材はこんにゃくとごぼうのみとあえてシンプルに仕上げた

こちらもおすすめの「牛バラ肉豆腐」。1人前につき1丁使用するという豆腐にも、煮汁が染み込んでいるのがよくわかる

店舗データ