自家製を取り入れ、ひと手間をかけて美味しさを追求した品々をラインナップ
3坪の「うたげカフェ」から移転により16坪と持て余す広さになったが、それ以上に家賃が安かったという。カウンター席のみならずテーブル席も配置し、以前は入れなかった団体客にも対応。幅広い使い方のできる店舗となった。
料理は「うたげカフェ」時代とほぼ同内容。品数はおよそ30品超、営業時、アルバイトが1人入るが、調理はすべて渡邊氏が担う。素材には自家製を多く取り入れるなど手の込んだ内容が多いが、食材をうまく共通させるなどの工夫が詰まったラインナップだ。例えば「洋食屋の冷やしトマト」(450円)は白ワインとグラニュー糖のマリネ液に浸したものに、バジルソースを合わせた品。「白レバーのカルパッチョ」(650円)のレバーは、低温調理したレバーに焼き目を付けて、中はレバーならではのねっとり感が楽しめ、外側はカリッとした食感が楽しめる。「グリーンサラダ」(700円)や「冷製カルボナーラ」(1100円)に使用するベーコンは自家製するなど、どれもひと手間をかけて美味しさを追求した品々が並ぶ。
ドリンクは生ビールは「一番しぼり」(600円)、ウイスキー、焼酎、ワイン、カクテル、チューハイやサワー、日本酒などで1杯500~650円。お客からの「1杯どうぞ」にはズブロッカのショットを用意しており、これをあおるのが渡邊氏の“お決まり”だそうだ。
店舗データ
店名 | 肴渡辺商会 |
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住所 | 東京都世田谷区上馬4-17-7コーポ米澤B1 |
アクセス | 駒沢大学駅から徒歩6分 |
電話 | 03-6450-7177 |
営業時間 | ランチ11:30~14:30、ディナー17:30~23:00 |
定休日 | 日曜 |
坪数客数 | 約15坪24席 |
客単価 | 4000円 |
オープン日 | 2023年6月1日 |