一尾の鯛を余すことなく味わうメニュー構成
「タイノタイ」の店名にふさわしく、お通しには真鯛の刺身を提供。看板メニューである「真鯛の旨塩ラーメン」(1180円)は、既存店の人気メニューをブラッシュアップしたものだ。愛媛産の真鯛のアラと香味野菜、塩、そして愛媛の企業が特殊な技術で抽出に成功したという希少な「鯛油」で作る極上のスープが味の決め手。麺は三軒茶屋の高竹製麺所の中太麺、具材は低温調理で仕上げたやわらかなチャーシュー、海苔、味玉、ネギ。鯛の旨みが凝縮されたスープは、深夜や飲み歩いた後に食べる“〆の1杯”にふさわしい滋味深さだ。「ラーメンのスープに使う鯛のアラは、お通しなど他の料理から発生するものを使用しています。オペレーションを考える上で仕込みの工程を減らしたかったという思いもありますが、ストーリー性も持たせることができると思いました」と田中氏。このほか、刺身や焼き魚といった得意分野でもある魚介類をはじめ、「生ポテトサラダ」(580円)や「焼きカニクリームコロッケ」(680円)、「塩昆布ポテトフライ」(480円)などの居酒屋らしい一品メニューが充実。
ドリンクは「サッポロラガービール 赤星(中瓶)」(680円)をはじめ、サワー類(各380円)、ハイボール(480円~)、ワイン(グラス680円~)、日本酒(480円~)、焼酎(580円~)と一通りそろえる。ユニークなところでは、ほんのり甘い「千紅梅」や甘い「香恋」など、味わいの異なる梅干しと、ソーダ割、昆布茶割などベースの焼酎が選べ、自分好みの1杯にカスタマイズできる。
ラーメンを目当てに足を運ぶ人が多いのかと思いきや、居酒屋利用が多く、深夜3時まで開いていることもあって2軒目、3軒目の需要も高いのだとか。近々ランチタイムの営業もはじめる予定だ。
店舗データ
店名 | 酒と麺(さけとめん) タイノタイ 池尻本店 |
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住所 | 東京都目黒区東山3-1-19 シティビル池尻大橋 1F |
アクセス | 池尻大橋駅から徒歩1分 |
電話 | 03-5708-5658 |
営業時間 | 17:00~翌3:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 22坪38席 |
客単価 | 3500円 |
運営会社 | 株式会社スケイル |
オープン日 | 2023年4月28日 |
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