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タイミーとミナデインが新橋に「THE 赤提灯」をオープン。アルバイトは全員スポットワーカー、人手不足解決を目指す実験的店舗

5月22日、新橋に「THE 赤提灯」がオープンした。「スキマバイト」サービス「タイミー」を提供するタイミー(東京都港区、代表:小川 嶺氏)と、新橋を中心に飲食店の運営やプロデュースをするミナデイン(東京都港区、代表:大久保伸隆氏)がタッグを組み開業した居酒屋だ。同店の最大の特徴は、アルバイト全員が「タイミー」で募集したスポットワーカーであること。未経験スタッフも安心して働けて、飲食業で即戦力になれるスキルが身に付くオペレーションを構築しており、人手 不足のなかで新しい飲食店経営のかたちを提示する。同店を通じ、「飲食店で働く楽しさを知ってほしい」という、小川氏と大久保氏の想いにも注目だ。


急成長の「スキマバイト」サービス、ミナデインと組んで飲食店を出店

コロナ禍以前から人手不足が叫ばれる飲食業界。「飲食店には人材が集まらない」の価値観を覆す取り組みとして、「THE 赤提灯」はオープンした。同店の驚くべき点は、アルバイトは全員スポットワーカーで営業することだ。

「タイミー」とは、スキマ時間に働けるアルバイト、同社が「スキマバイト」と謳う仕事探しのプラットフォーム。応募者は面接などの面倒なフローを踏まず、スポットで働くことが可能で、雇用側も状況に応じてフレキシブルに人を補充できることがメリットだ。同サービスは2018年、当時大学在学中の小川 嶺氏が立ち上げた。現在、おおよそ登録ワーカーは450万人、導入事業者数は4万社のサービスへと成長している。

今回、このタイミーとタッグを組んだのがミナデインだ。同社はエー・ピーカンパニーで副社長も務めた大久保伸隆氏が2018年に創業。新橋で複数の直営店を展開するほか、全国各地でプロデュースも手掛ける。

「THE 赤提灯」の開業について、小川氏はこう話す。「3年ほど前にも、大久保さんと一緒に同様のスキームの居酒屋をやろうと計画していたことがありましたが、結局、実現できなかった。徐々にコロナ禍も落ち着き、飲食店も賑わいを取り戻すいま、この新橋のガード下の物件に巡り合いました。またとない好立地に縁を感じ、再び大久保さんと計画をスタートさせました」。

新橋駅を出てすぐ、多くの人が行き交うガード下。赤いネオンサインが目印で、店舗は1階立ち飲みと2階着席の2フロア

2階の様子。デザインは人気の飲食店を多く手掛ける上野建築研究所が担当

店舗データ

店名 THE 赤提灯(ザ あかちょうちん)
住所 東京都東京都港区新橋1-13-5

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アクセス 新橋駅から徒歩1分
電話 050-3562-0191
営業時間 16:00-23:30(フードLO22:30、ドリンクLO23:00)
定休日 月・日・祝
坪数客数 28坪60席
客単価 3000~4000円
オープン日 2023年5月23日
関連リンク THE赤提灯(HP)
関連リンク タイミー(HP)
関連リンク ミナデイン(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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