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駒沢大学に「駒沢スタンドS」が開業。「近くにあったら絶対通っちゃうよね」をコンセプトにした地域密着の酒場業態、用賀、三軒茶屋に続く新店舗

4月3日、駒沢大学に「駒沢スタンドS」がオープンした。運営はPLACE(代表:清水克彦氏、東京都世田谷区)で、「用賀スタンドS」、「三茶スタンドS」に加え「中華飯店 Mr.Wooh(ミスター・ウー)」も運営する。用賀、三茶の「スタンドS」は10坪弱の立ち飲みだが、18坪ある駒沢の新店舗はカウンター席をメインにローテーブル席も設置。ファミリーなど客層が広がり、早くも初月で月商700万を売り上げる好調ぶりだ。


幅広い客層に支持され、開業直後から深夜も賑わう人気店に

グローバルダイニングを経て独立した清水氏が創業店「用賀スタンドS」を開業したのは2018年。2020年には「用賀スタンドS」を移転オープンし、同年5月に創業店に「SPORCACCIONE」に業態変更、9月に「三茶スタンドS」をオープン、すぐに地元住民を中心に愛される繁盛店に成長。2022年5月には、「SPORCACCIONE」の独立(現在は明大前にて営業)により、展開を見据えた中華酒場業態「中華飯店 Mr.Wooh」に業態変更。この波に乗り、世田谷区内でドミナント展開を考えていたものの、駒沢エリアでの出店は予定していなかったという清水氏。「駒沢は地元でもあり、僕自身が通っているお店もあるから、ここでやるのはどうかなぁ…と思っていたんです。そんなときに、お世話になった駒沢のお店の移転が決まり、周りの方からも『駒沢に出してほしい』という声をいただいて。もう少し小さな規模の店を予定していたのですが、この物件はテラスが気に入って決めました」。

敷地面積は、テラスを含めて約18坪とこれまで手がけてきた店舗の中でも最大規模。店内中央に設えたコの字カウンターには「1人で来ても、誰かと来ても、隣り合う人や、視線が合った人と自然とコミュニケーションが生まれる場所になってほしい」という清水氏の願いが込められている。今回はファミリー層が多いエリアであることから初めてローテーブルのソファ席を導入。ほか、ハイスツールの席や立ち飲みゾーン、テラス席まで多彩な席配置に。コンセプトは既存店と変わらず「近くにあったら絶対通っちゃうよね」として、地域密着の酒場としてオープンした。

かつてテラスダイナーだった場所に入店。「スタンドS」としてテラスが利用できるのは6月末頃の予定

コの字カウンターを中心に、ハイテーブル、ローテーブルを設置。棚の上にはクラフトリキュールのボトルが並ぶ

店舗データ

店名 駒沢スタンドS(エス)
住所 東京都世田谷区駒沢 1-5-9
アクセス 駒沢大学駅から徒歩3分
営業時間 17:00~26:00(フード25:00LO、ドリンク25:30LO)
定休日 不定休(畑に行く日以外なし)
坪数客数 14坪30席※テラス解放後は18坪42席
客単価 2000~7000円
運営会社 株式会社PLACE
オープン日 2023年4月3日
関連リンク 用賀スタンドS(記事)
関連リンク 駒沢スタンドS(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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