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松見坂に「LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキー・アレクサンダー・チャイナ)」が開業!グルメバーガーの先駆け「THE GREAT BURGER」の次なる一手は、町中華

5月2日、松見坂に「LUCKY ALEXANDER CHINA」がオープンした。運営はハンバーガーショップ「THE GREAT BURGER」、ドーナツブランド「GOOD TOWN DOUGHNUTS」などを手がけるLDFS(東京都渋谷区)が運営。以前から松見坂を狙っていたという代表・車田篤氏の念願が叶い、初となる中華業態で出店を果たした。好きが高じてスタートしたという餃子が主役の町中華で、新たな業態展開も視野に入れているという。


日本の国民食・餃子に見出したビジネスの可能性

「LUCKY ALEXANDER CHINA」があるのは神泉駅から徒歩で約10分、駒場東大前駅や池尻大橋駅からもほぼ同じ距離にある松見坂交差点付近の淡島通り沿い。駅からは遠いが高級住宅街が広がり、地域密着で人気を得ている飲食店も散見されるエリアだ。この場所は車田氏にとっては通勤路でもあり、かねてよりこの場所で店をやりたいと思っていたのだとか。

「自分の料理やサービスで、お客さんが喜んでくれることが何よりも嬉しい」と言う車田氏がカフェなどを経て独立開業したのは24歳の時。原宿の京セラビル地下にあった創業店「ease by LIFE」(2009年2月に閉店)は著名人からも愛されたカフェだった。続いて2007年に原宿に出店した「THE GREAT BURGER」はグルメバーガーの先駆けとして知られている。その後もアメリカンスタイルのドーナツショップ「GOOD TOWN DOUGHNUTS」やニューアメリカンレストラン「GOOD TOWN BAKEHOUSE」、和定食屋「THE TEISYOKU SHOP」など順調に店舗を展開してきた。今回、初めて中華業態で出店した理由を尋ねると、第一に「餃子が好きだから」と回答。「もはや餃子は日本人の国民食。ベースとなる餃子さえいいものができれば、ECで冷凍餃子を販売したり、立地に合わせて餃子スタンドのような形の店を作ったり、ビジネスとしても展開しやすいのではと考えました」。

「LUCKY ALEXANDER CHINA」の開業にあたり、湯量や温度などが細かく設定できる全自動の鉄板を導入した。人手不足が叫ばれる昨今、アルバイトスタッフでも美味しく餃子が焼けるよう、オペレーションを確立。さらに、店外には24時間購入可能な冷凍餃子の自動販売機も設置し、深夜帯やアイドルタイムなど営業時間外の売上に繋げる狙いだ。

内外観は“アメリカのチャイナタウンにありそうな中華料理店”をイメージ。モダンさと、昔ながらの町中華のレトロさが融合した空間は、中高年にとっては懐かしく、Z世代には新鮮に映るかもしれない。

外装は“アメリカのチャイナタウン”をイメージ。ドアの左手には24時間購入可能な餃子の自動販売機を設置

昔ながらの風情も感じる内装。壁には中国語で「明日はきっといいことがある」と書かれている

店舗データ

店名 LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキー・アレクサンダー・チャイナ)
住所 東京都目黒区駒場1-16-9

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アクセス 神泉駅、駒場東大前駅、池尻大橋駅から徒歩約10分
電話 03-6804-7352
営業時間 11:30~15:00、17:30~23:00
定休日 月曜
坪数客数 16坪30席
客単価 ランチ1100円、ディナー3500円~
運営会社 株式会社LDFS
オープン日 2023年5月2日
関連リンク LUCKY ALEXANDER CHINA(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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