型にはまらない、自由なスタイルの料理が訪れる人を魅了
料理のコンセプトはシドニースタイルの創作フレンチ。オーストラリアといえば、ヨーロッパやアジアをはじめ、世界各国からの移民が暮らす多文化国家。こうした背景は食文化にも色濃く影響しており、いわゆる“郷土料理”はほとんど存在しないのだとか。「良くも悪くもヨーロッパには伝統を重んじる文化がありますが、その伝統的なルールやレシピを『美味しければ良し!』と取っ払ってしまうのがオーストラリアのスタイル。この自由さに感銘を受けました」。
食料自給率200%を誇るオーストラリアに倣って、国産の素材を使用。もちろん、旬の食材もふんだんに取り入れる。看板メニューは、シドニーでイギリス人とオーストラリア人のシェフから教わったレシピをアレンジしたという「フライドポテトIZUMY」(1000円)。外はカリッ、中はトロリと仕上げ、サワークリームとスイートチリソースを添える。このほか、憧れの「Tetsuya’s」へのオマージュでもある「桜マスの低温調理 昆布タプナードソース」(1800円)や、故郷・富山の老舗が手掛ける手延べそうめんを使った「富山県名物『大門(おおかど)素麺』の冷製ボンゴレ・ビアンコ」(1800円)など、どの料理にも泉氏ならではのエッセンスが光る。一人客にとっては、メインディッシュも含め、ほとんどのメニューがハーフサイズ対応可能な点もありがたい。
アルコール類はオーストラリアやニュージーランド産の自然派ワイン(グラス1000円~、ボトル5500円~)を中心に多彩なラインナップ。このほか、オーストラリアのクラフトビール(1200円)やウィスキー(900円~)なども揃い、他では体験できないようなペアリングも楽しめそうだ。
店舗データ
店名 | bistro IZUMY(ビストロ イズミー) |
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住所 | 東京都渋谷区幡ヶ谷1-9-6リッツ幡ヶ谷1F |
アクセス | 幡ヶ谷駅、笹塚駅から各徒歩7分 |
電話 | 03-6383-4415 |
営業時間 | 月~土17:00~23:00、日曜15:00~22:00 |
定休日 | 水曜ほか不定休 |
坪数客数 | 14.5坪16席 |
客単価 | 7000円 |
オープン日 | 2022年12月15日 |
関連リンク | bistro IZUMY(Instagram) |