京都のブルワリーで修行を積むも、とある縁で東京への出店を決意
「シュチニクリン」は、東急目黒線・武蔵小山駅から徒歩3分という好立地の路面店を構えている。このシュチニクリンを運営するのが、縁会(東京都品川区、代表:泉直人氏)だ。
縁会は、西小山駅から徒歩1分にある飲食店などが連なる複合施設クラフトビレッジ西小山」内に店舗を構える「スタンドフィエスタ」、そして同じく西小山で「Beer & CubanSand Fiesta」を展開しており、両店ともに関西のブルワリーに特化して揃えるクラフトビールと食事が楽しめるビアバーとなっている。
「僕は学生時代、地元京都から北海道の国立大学に進学し、その際にアルバイトをしていた飲食店で飲食業の面白さに目覚めました。バイトリーダー的なポジションに就き、卒業後もアルバイトをしながら色々なお店で経験を積もうと思っていました。しかしアルバイトでは店舗運営に関わる売上や利益などの経営のお金に関われない。そこで、京都に戻り、京家が運営する京都・烏丸のアイリッシュパブに就職し、店長として約4年近く勤務しました」と飲食業界に携わる経緯を語った。
「アイリッシュパブで勤務していたこともあり、海外のビールを飲み比べたり、自分で気になるビールを飲んだりしていました。ビールに対する興味が膨らんでいくと同時に、当時、ちょうど京都に『スプリングバレー・ブルワリー京都』がオープンするなど京都でクラフトビール文化が盛り上がっていた頃で、クラフトビールの店をやりたいと考えるようになりました」。その後、縁あって京都のクラフトビール醸造所、京都・一乗寺ブリュワリーとタッグを組んで経営しているプロスパーに就職し、同社が運営するタップルーム「BEER PUB ICHI-YA」の立ち上げ、店舗運営、ブリュワリーが出店するイベント担当などを2年経験した。
「京都でクラフトビールの店をはじめようと思ったのですが、京都は空き店舗が少ないのですぐに店舗を借りるのが難しかったんです。そんな時に京家時代に一番お世話になっていた先輩が転職し、東京のクラフトビレッジ西小山の飲食事業部に携わることになりました。その方に誘ってもらい、幼馴染と二人で関西から東京に渡り『スタンドフィエスタ』をオープンする運びとなりました」と関東から東京を拠点とする経緯を語った。
店舗データ
店名 | シュチニクリン(酒池肉林) |
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住所 | 東京都品川区小山4-2-3 THE CITY 武蔵小山 1F |
アクセス | 武蔵小山駅から徒歩2分 |
電話 | 03-6426-6246 |
営業時間 | 17:00~翌2:00 |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 13席+立ち飲み約17名 |
客単価 | 3000~4000円 |
運営会社 | 株式会社縁会 |
オープン日 | 2022年3月1日 |
関連リンク | シュチニクリン(Instagram) |
関連リンク | スタンドフィエスタ(HP) |
関連リンク | Beer & CubanSand Fiesta(HP) |