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中目黒「パブロ」、学芸大学「カルボ」に続くスぺインバル、「Llevant」が渋谷に開業。世界大会入賞シェフによるパエリアや自然派ワイン


シェフは国際パエリアコンクール、世界フィデウアコンクールで入賞した腕前の持ち主

そんな江澤氏は料理人を目指して調理師学校を卒業したものの、どのジャンルに進むか決めかねていた時期に「白金バル」で初めてスペイン料理と出合ったという。
「スペイン料理店がまだ少なかった当時、初めて食べたアヒージョにすごく衝撃を受けたんです。小さな土鍋がグツグツ煮立った状態でテーブルへ運ばれる、ライブ感に惹かれました」と同氏。そのまま「白金バル」で約3年働いた後、もっとスペイン料理を知りたいという想いが募り、銀座で50年の歴史を持つ老舗スペイン料理店「銀座エスペロ」や、パエリアの名店として知られる「エル・チャテオ」で研鑽を積む。「エル・チャテオ」時代には国際パエリアコンクールに加えて、「フィデウア」と呼ばれるショートパスタを使ったパエリアの大会、世界フィデウアコンクールにも出場。国際部門で準優勝、外国人部門で優勝と2部門で入賞を果たしている。

3店舗目を開業するにあたり、渋谷を選んだ理由を「渋谷はビジネス街でありながら、遠くからやってくる人も多い街。人で賑わっている場所に『わざわざ行きたい』と思われる店を作りたかった」と由利氏。
かつてヴィーガンレストランがあった物件をスケルトンにし、一から内装を手がけた。厨房や手洗いの壁に敷き詰めたカラフルなスペインタイルは、「どうしても、他のバルにはないスペインタイルを使いたくて」という由利氏が、一時期、情勢が落ち着いていた折に視察で訪れたスペインで買い付けてきたものだ。
既存の2店舗はどちらかというとカジュアルで親しみやすい雰囲気だが、こちらは30代以上をターゲットに、しっかり食事ができる場所をイメージ。カウンターに加えてゆったりとしたテーブル席を設けている。

この店のスペシャリテでもあるパエリアを目当てにグループで訪れる客が多いことを見越し、テーブル席を多く設置。カウンター席には一人客が座ることも

店舗データ

店名 Llevant(ジェバン)
住所 東京都渋谷区道玄坂1-16-15 NKビル1F

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アクセス 京王井の頭線渋谷駅から徒歩3分
電話 03-6416-3224
営業時間 17:00~23:00
定休日 不定休
坪数客数 18坪 28~30席
客単価 6000円
オープン日 2021年12月18日
関連リンク 囲炉裏バル カルボ(記事)
関連リンク Llevant(ジェバン)(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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