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「炭火焼ホルモン まんてん」が3月30日新宿西口にオープン

清潔感のある明るい店内。カウンター席はカップルにも人気
観光客から、近隣で働くサラリーマンまで幅広い客層が利用する
その日のおススメで色々な部位を楽しめる「ホルモン盛合わせ 9種盛り」(2,500円)。
左上段から、こめかみ / リードボウ / のどぶえ / マルチョウ / てっぽう / Pとろ / のどがしら / ちれ / ギャラ芯
下処理に時間をかけた「白センマイ」(600円)はオーダー必須の一品
現場主義のオーナー阿部 亮氏(右)が店舗で出迎える

(取材=川辺 ちほ)


都内でホルモン業態を展開する「炭火焼ホルモン まんてん」が新宿西口に新店舗をオープンした。同店は中目黒、代々木に続き3店舗目の出店となる。オーナー阿部 亮氏は、新宿ホルモンで店長を務め、2005年に独立した経歴の持ち主。今回、独立から10年以上経ち、新宿の街の変化を見続けてきた立場から、原点である場所での出店を決意したという。

同社はホルモン業態でありながら、空中階や半地下の物件に出店しており、今回の物件もビルの6階と、あえて路面を避けた出店をしている。スケルトンから作り込んだ店内は明るく清潔感があり、カウンター席はカップルにも人気という。内装はリック株式会社が担当。

芝浦を中心に仕入れるホルモンは、店内で行う下処理に徹底的にこだわっている。 オーダー必須の一品は、「白センマイ」(600円)だ。通常センマイとはグレー色をしたものがおなじみだが、まんてんのそれは真っ白だ。仕入れたセンマイの汚れを限界まで落とすように洗うと、真っ白になるという。量は半分くらいになってしまうが、ごわごわしていた食感がなくクラゲのような爽やかな食感になり、一度食べるとやみつきになる。また「ホルモン盛合わせ 9種盛り」(2,500円)は、その日の仕入れ状況でいろいろな部位が楽しめるため多くの客がオーダーする。 ドリンクは「まんてんスカッシュ」や「強炭酸サワー」など、ホルモンに合うメニューが並ぶ。客単価としては同業他社より高めだが、美味しいホルモンとスタッフの楽しい接客が、ついつい長居してしまう秘訣だ。「ホルモンは手間をかけたらかけただけ味に違いが出てきます。常連のお客さんの期待に応えるよう、仕込みも毎日基本的なことを愚直に続けています」と、阿部氏は同店のこだわりについて話す。メニューも変化球より直球がモットーだ。シンプルにホルモンの味を楽しめるラインナップとなっている。

同社の今後に関してだか、「独立開業の仕組みを整えて、社員にまんてんのお店を任せていきたいですね。飲食はやったらやった分だけ返ってくる世界ですから、信じてついてきてもらっている分、ちゃんと舞台を用意してあげたいと思っています」と、阿部氏は熱く語る。 愚直にシンプルなことを続けることは、簡単なようで実に難しい。その先に飲食業本来の楽しさがあると信じて、今日も彼らは万全の仕込みで客を迎える。

店舗データ

店名 炭火焼ホルモン まんてん 新宿西口店
住所 東京都新宿区西新宿1-14-3 新宿ひかりビル6F

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アクセス JR山手線新宿駅西口から徒歩3分
電話 03-6911-4129
営業時間 17:00~01:00
定休日 無休
坪数客数 16.5坪 33席
客単価 3500円
オープン日 3月30日
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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