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神楽坂に銀シャリと一夜干のお店「つみき」がオープン

(取材=編集部)


神楽坂・毘沙門天の目の前に、イマドキな半透明のビルが建つ。お茶と海苔の老舗「樂山」が開発した5階建ての飲食店ビルで、自店の「樂山」も1階にリニューアルオープンした。この「樂山ビル」3階に入ったのが今回ご紹介する「つみき」である。 もともと、虎ノ門「さくらさく」(2004年秋OPEN)の2号店として、神楽坂は狙っていた土地。というのも、経営陣の生まれ・育ちが京都だとか。神楽坂は京都と同じく住宅街でもあり、ビジネス街でもあり、外国人も多く学生も多い。が、神楽坂には、遅い時間に食事ができるところがない。ということで、深夜2時までの営業を試みる。 店内に入ると、落ち着きのある和食店に、ガラス張りのスタイリッシュさが交わり、今までにない新しいスタイル。料理は「さくらさく」に引き続き、銀シャリと一夜干がメイン。この米と魚の調達には、秘話がある。オープン前に、オーナー自らヒッチハイクをして、上越・東北エリアの漁港・農家を50以上駆けずり回って交渉し、いいものを直接仕入れている。もちろん、焼酎・日本酒の品揃えは言うまでもない。こんなパワフルなオーナーだからできる、熱いプロモーションやサービスも「つみき」ならでは。 まず従業員には、サプライズ費という経費の枠が与えられる。お客様へのサービスを店長の決済なしに自分で判断することができる。具体的には、誕生日のお客様とわかれば、ケーキを購入して、プレゼントする…といった具合だ。他にも、サンキューカードといって、従業員同士のモチベーションを高めることにも積極的に取り組んでいる。これは、某ホテルで採用されている方法。 「中で働いている人が幸せでなければ、お店も幸せにならない、当然、お客さまも幸せにできない」とオーナーの有村氏は言い切る。いいと感じたものは、どんどん採用していく姿勢が感じられる。ブログでの販売促進やQRコードを用いたサービスをオペレーションにも取り入れて、しっかりとした顧客管理を図っていく予定だ。このあたりからも最新鋭飲食店を感じさせられる。 有村氏はまだ25歳。「五大陸」「八吉」を展開する一六堂グループで修業した。今回の「つみき」は、人材ビジネスのスタッフサービスグループの「レストランサポート」がバックアップしている。来年2月には、新宿にまたもう一店舗オープンする予定。

店舗データ

店名 つみき
住所 新宿区神楽坂4-3 楽山ビル3F

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アクセス 地下鉄東西線神楽坂駅 徒歩5分
都営大江戸線牛込神楽坂駅 徒歩3分
JR飯田橋駅 徒歩5分
地下鉄有楽町線飯田橋駅 徒歩5分
地下鉄東西線飯田橋駅 徒歩7分
電話 03-5206-8647
営業時間 月〜木  17:00〜2:00
金祝前日 17:00〜5:00
土    17:00〜23:00
定休日 日 祝日
坪数客数 28坪 44席
運営会社 アントレスト
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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