2月20日、小田急線町田駅東口徒歩1分の場所にアガリコ初のFC店舗「AGALICO Masalle(アガリコ マサール)町田店」がオープンした。自社業態の「湘南パンケーキ」をはじめ、レインズの「土間土間 小田原店」やAPカンパニーの「じとっこ 本厚木店、町田店、小田原店」、ノートの「串カツ田中 本厚木店」、キャンバスの「小田原 板前バル」など、小田原や町田、本厚木を中心として数々のFC展開をし、また不動産業でも名を馳せるトールウィン(神奈川県小田原市、代表取締役:高井勝氏)とアガリコの大林芳彰氏がタッグを組む。FC展開するには条件があった。全部手作りのアガリコブランドの価値を守れる、人材に厚い企業であること。具体的には、「5店舗以上の飲食事業を行なっていること、1ヶ月以上スタッフのトレーニングが行なえること、大林氏が出店エリアとして見定めた街に強いオーナーであること」だという。
「繁盛店はあるものの、ミドル価格帯の店舗が少なく、タイ料理やベトナム料理店が多い。オリエンタルビストロのアガリコは使いやすい店として、この地域に必要な店となるはず」と1年前ほどから出店エリアとしてリサーチしていた大林氏は、町田は池袋とリンクするところがあり絶対的な立地と確信している。「町田は、外から来る人の集合体であり、また眠らない街のでもある“スモール渋谷”のイメージ。小田原・町田・本厚木で飲食事業を手がけるなかで、アガリコは町田に必要とされる業態であり、従業員が考えながら働ける型にはまり過ぎていない環境は、自社の発展のためにも必要。FCではあるが、共にアガリコブランドを守っていくパートナーの感覚」と話す高井氏。両者の想いが重なり誕生した同店。高井氏でなければ、生まれなかったと言っても過言ではない。
メニューは、アガリコお馴染みのエスニック×ベジタブルのベジニック料理。花里農園直送のこだわり野菜が盛り沢山の「ドカ盛り EACH」(800円)は、「バーニャカウダ(生)」、「ロースト(焼)」、「ガドガドスタイル(蒸)」、「フリット(揚)」の4つの調理法で楽しませてくれるマストオーダーメニュー。エスニック好きには堪らない「ど定番!!ベトナム風 生春巻き」(300円)や「ダイナマイトパクチー」(550円)など。毎月変わるヘルシーでボリューム満点なメニューが50種類ほどラインナップされ、今後は町田の街にあわせて考案されたメニューも登場するという。
酒は、ワインが中心。グラスになみなみ注がれ東京最安値で提供される「シャンドン ブリュット」(500円)をはじめ、ワインは、ALLグラス600円、ボトル2500円に加え、3000円~5000円台の「ちょっとイイワイン(赤・白)」、晴れの日向けの「かなりイイワイン」、「日本ワイン」も揃う。そのほか、アジア各国のビール「シンハー、青島、ビンタン」(各500円)、焼酎(グラス400円~/ボトル2300円~)、オリジナルのアジアンカクテル(420円~)など、幅広く揃え客のニーズに対応する。
店名の「マサール」とはフランス語で「わたしの家、我が家」という意味。大林氏が考えた数ある候補の中から社内投票を行ない、選ばれたという店名は高井氏の「勝(まさる)」とダブルミーニングにもなっている。オープンなファサードで、熱気と活気のある常夏のバリを彷彿させるスタイリッシュな店舗デザインは、カームデザインの金澤拓也氏によるもの。ライブ感の味わえるキッチンカウンター席やテーブル席、ハイチェア席と様々な席が用意された空間は、お一人様からみんなでワイワイまで楽しめる。「深夜に若者たちが、なんだか楽しそうなお店があると集まって来るように町田文化を変えたい」と語る大林氏と高井氏。アガリコマサールを引っ張る、若き店長の吉野洋助氏にも注目だ。
店舗データ
店名 | AGALICO Masalle(アガリコ マサール) 町田店 |
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住所 | 東京都町田市森野1-39-15 ロードビル1F |
アクセス | 小田急線町田駅 東口 徒歩1分 JR横浜線 町田駅 徒歩3分 |
電話 | 042-785-5365 |
営業時間 | 17:00~翌5:00 |
定休日 | 年中無休 |
坪数客数 | 15坪 33席 |
客単価 | 2600円 |
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