再生と文化継承をキーワードに独創的な繁盛店を続々とプロデュース・運営する浜倉好宣氏の新業態「RIB HOUSE(リブハウス)」&「OCEAN HOUSE(オーシャンハウス)」(運営:浜倉的商店製作所、東京都千代田区、代表取締役:浜倉好宣氏)の2店舗が銀座コリドー街に11月29日、併設オープンした。赤の「RIB HOUSE」は“肉SAKABA”、青の「OCEAN HOUSE」は“魚貝SAKABA”。どちらも産地直送の肉・魚貝を豪快かつカジュアルにランチからディナー、バータイムまでシーンに合わせて楽しめるという、24時間営業・年中無休、銀座人のための産直SAKABA。
コリドー街でひと際目立つ、赤と青のライトアップにキラキラと輝くガラス張りの店内。活気が溢れ、道行く人々が、思わず目を向けてしまうほどのインパクト。今は亡き、内装飾に贅を尽くしたようなバブル経済期の雰囲気を彷彿させる空間だ。浜倉氏は同店を「カジュアルバブル」と称している。「人間臭さが心地いい。だから、新しいものを作ることよりも、もともとあった“いいもの”を蘇らせたい」という想いのもと、数々の「横丁」、「センター」プロジェクトで町おこしをしてきた浜倉氏らしい新生店舗だ。バブル期を過ごした世代にはどこか懐かしく、知らない世代には新しく受け入れられるだろう。
2月1日より、さらに24時間マーケットニーズに応えるため、洋食ランチをはじめ、メイン料理、深夜メニューをブラッシュアップした同店。1日1組限定の銀座の秘密部屋として「プライベートサロン(完全予約制、コース料理)」を併設し、カジュアルにも、プライベートにもという客の使い勝手に応じている。注目は、赤の「RIB HOUSE」。中央区保健所の認可を取得し、生肉完全復活を果たした「山形ミートランド」直送、みちのくの特級品「山形牛の刺身」(1580円)、「山形牛のタルタルユッケ」(1480円)、「山形牛のカルパッチョ」(1480円)は、必食の絶品メニュー。名物、骨のまわりの肉が旨い「十和田湖高原ファーム直送 バックリブロースト」(フル3480円、1/4サイズ980円)など、産直の美味しい肉メニューが揃う。青の「OCEAN HOUSE」も産直尽くし。その日いちばん新鮮な牡蛎を生で堪能させる広島県産「フレッシュオイスタープラッター」(1ピース380円、7ピース2580円)の名物メニューをはじめ、「フォアグラのムニエル」(980円)や「北海道産濃厚うにプリン」(680円)、「北海道産アワビ刺」(5900円)など高級食材がラインナップ。
ドリンクも産直のものを味わってもらいたいとの想いから「日本ワイン」を全国のワイナリーから28種類ほど置き、全種類を800円均一のグラス量り売りで提供する。ボトル(3800円~)の価格によって140cc~70ccと量が変動する、面白いシステム。その他にも気取らず飲んで欲しいと、ジントニックなどのカクテルをジョッキサイズで「ジョッキカクテル」としてオール680円で楽しませる。
生肉を食べることが出来なくなった昨今。地下に精肉の加工スペースを儲け、保健所の認可を取得し復活させたことも“再生”というキーワードにこだわる浜倉氏だからこそカタチとなった。これまで培ってきた牧場・漁場・農場の生産者との結び付きがあるからこそ手に入れることができる素材を、ひと手間かけて提供する同店。今後は「2月に海外(グアム)に居酒屋のオープンが決定した」という。活躍のステージを生み出す浜倉氏からますます目が離せないだろう。
店舗データ
店名 | RIB HOUSE(リブハウス)&OCEAN HOUSE(オーシャンハウス) |
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住所 | 東京都中央区銀座6-2-10 合同ビルディング1F |
アクセス | JR・地下鉄 銀座駅・新橋駅より徒歩5分 |
電話 | 03-6228-5579 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | 年中無休 |
坪数客数 | 58坪 170席(サロンのみ完全予約制、2名~14名) |
客単価 | 4000円 |
関連リンク | 浜倉的商店製作所 |
関連リンク | RIB HOUSE&OCEAN HOUSE |