渋谷を代表するワインバル「RISOTTOCURRY STANDARD」が同じビルの3階に「RISOTTOCURRY STANDARD ANNEX（リゾットカレースタンダードアネックス）」を3月12日オープン！

連日、満席で入店困難として知られる渋谷のワインバル「RISOTTOCURRY STANDARD （リゾットカレースタンダード）」を経営するサムライフードカンパニーのオーナー高城直弥氏が、同じビル3階に「RISOTTOCURRY STANDARD ANNEX」を3月12日オープンした。 地下から一気に地上3階へと環境を大きく変えた「ANNEX」。カウンターバックには、ピクチャーウィンドウが設けられ、外の景色を絵画のようにみせる仕掛けが施されている。桜の季節には、満開の桜が一枚の絵となり、新緑の季節となれば、若葉のつややかな緑が店を彩る。この圧巻な景観を望めるのが、新店「RISOTTOCURRY STANDARD ANNEX」の大きな魅力だ。 同じエレベーターのない古いビルの3階に「ANNEX」をオープンさせた理由を高城氏は、「前店が、18席ということもあり、お客様を度々お断りする状態が続いていた。今年5月に3年目を迎えることを機に、緩和したいとの想いがあった」という。さらには、「業界初となるような新しい業態の出店構想やメニュー開発など、新たなビジネスチャンスへのチャレンジとステップアップのため」という同氏。具体的なイメージを持ち、スタッフと共に自身のスキルアップもすでに始まっている。高城氏自ら、築地に出向き、鮮魚を買い付け、魚介料理へ挑戦する“築地メニュー”もその一つだ。さらに、スタッフの移動ロスをなくし、仕事に集中するために繁盛店だった立ち飲みの「世田谷BAL」を4月に閉めた。驚くほどに何もない住宅地ながら、週末には足の踏み場もないほどの客で埋まる、“わずか4坪”の「世田谷BAL」は、郊外型バルの大成功例であり、高城氏の原点だ。この大きな決断からも、柔軟な発想の店作りを特徴とする同氏の新店への期待と意気込みを感じる。 「ANNEX」では、店名の由来となった高城氏の「オリジナルカレー」、「リゾットカレー」をはじめ、新たに加えた魚介料理「築地メニュー」と、地下の「RISOTTOCURRY STANDARD」と同じメニューが味わえる。「リゾットカレー」、「本日のペンネ」、「築地メニュー」などメニューの一部が800円だが、その他は、しっかり食べ飲んで欲しいとの想いから、満足のオール500円。グラスワインも同様に500円で提供し、5杯目は、グラスになみなみ注いでくれる破格のサービス“ラッキーチャンス”がある。 さすが高城マジックとも言える、季節の魚介で作る、ある日の“築地メニュー”。「長崎産サバのトマト煮込み（ルッコラ添え）」。「大分産ぷりぷりアサリの山盛りワイン蒸し（オクラと一緒に）」。「北海道産生タコと新じゃがの大葉ジェノベーゼソース」。「江戸前いわしのカルパッチョ（いわしを使ったサルディニア風マリネ）」など、どれも素材の魅力をシンプルに活かし、かつ個性的に仕上げていて、おすすめ。惜しみないボリュームで価格以上の満足感が堪能できる。オープン当初からの人気500円メニューに加え、「焼きなすと鶏ささみのたたき」、「ブロッコリーと牛すじ赤ワインソース和え」、「とろ～りチーズとバジルのカツレツ」など、新たなバリエーションも増えている。 コストパフォーマンスと手際の良いサービスで、美味しい時間を過ごして欲しいと、笑顔を絶やさない高城氏を筆頭に、スタッフの軽快なトークは、「ANNEX」でも変わらず楽しめる。秘密基地のような地下空間と、絵画のような借景が見事な3階。環境の違いがそれぞれの「RISOTTOCURRY STANDARD」の魅力を作り出している。 ちなみに予約は19:00までの来店となり、以降は電話での席の確認が必要。

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