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住宅街の繁盛店「串カツ田中」の直営7店舗目が渋谷・桜ヶ丘に5月17日登場! 知名度UPのための旗艦店として初のターミナルエリアで挑戦!

実質1階となる店舗外観。反対側がJR線沿いとなり、視認性良好
左から「レンコン」(100円)、「串カツ豚」(120円)、「串カツ牛」(120円)、「紅ショウガ」(120円)、「アスパラ」(200円)。ソースはもちろん大阪スタイルで“二度付け禁止”
手前から「大阪名物牛すじ土手」(350円)、「鶏手羽チューリップの唐揚げ」(400円)、「名物〆のかすうどん」(650円)
以前は、トヨタグループで物流改善を担当していたという経歴を持つ代表の貫氏。経営理論にはこの頃の経験が活きている

(取材=虻川 実花)


住宅地の二等立地で繁盛店を生んでいる大衆酒場「串カツ田中」(運営:ノート、代表:貫啓二氏)が、初の山手線エリア出店を果たす。場所はターミナル駅・渋谷の中でも、繁盛店の多く“質の良い大人”が集う桜ヶ丘。直営店は世田谷、尾山台、中目黒、都立大、武蔵小杉、笹塚に次ぐ7店舗目だ。方南町、学芸大学のFC店を含めた全店の中でも、一番大きい28坪74席のハコで営業する。今年1月には本格的にFC展開にも乗り出した同社。現在6月中旬に蒲田店、聖蹟桜ヶ丘店、下旬には自由が丘店のオープンが決定しており勢いにのっている。 渋谷店はJR線沿いに位置。2階立地ではあるものの、反対側の道路が坂になっており、入口は実質路面と同じように使用できる。「電車沿いのためロードサイドとしての役割を果たしています。埼京線のホームからの視認性が良く、電車から見えるような看板のつけ方をしました」と貫氏。線路に面した窓は前面ガラス張りで、店内の様子が良く見える。また、窓上部に張り出したテントには“串カツ田中”の店名が表記されており「あそこに串カツ店がある」と、電車を利用する人にアピールすることができる。「うちは電車に乗ってわざわざ行くような業態でもないので、名前を知っていても行ったことがないという人が多かったと思います。渋谷は商圏が広くとれますし、より認知度を上げられると思いました」と貫氏は出店経緯を明かす。さらに、知名度を上げるという意味では、FC展開に乗り出したことも大きいという。「FCオーナーさんのためにも、本部がブランドの知名度を上げないといけないと考えています。なので、まずは渋谷で知名度を上げて有名になることができれば、FCオーナーさんにもメリットが出てきます」(貫氏)。 メニューは全店共通で、1本100円からの串カツ全30種類がメイン。何本食べても胃が重くならないようにブレンドされた油で揚げた串カツは、女性客にも人気が高い。特徴は、同社副代表の田中氏が父から受け継いだ秘伝のソース。酸味が少ないソースは、食べ飽きせず旨みが凝縮されていて食が進む。人気の串は「串カツ豚」「串カツ牛」(各120円)「レンコン」(100円)「アスパラ」(200円)など。変り種の「紅ショウガ」(120円)や「バナナ」(150円)も客からの受けが良い。サイドメニューも豊富に用意し、「名物〆のかすうどん」(650円)は、串カツをたくさん食べても、さらりと食べられる人気の一品だ。渋谷店では、「味つきたこ焼き」(390円)が新たに仲間入り。注文すると各テーブルにタコと生地、たこ焼き器が運ばれ、客自身がたこ焼きを作りながら食べられるエンターテイメント性を持たせた。「これまでの店は家族連れのお客様が多かったので、お子さんも楽しんで食べられるようなメニューを追加しました」と貫氏は言う。 串カツを扱う業態は売上げの季節変動が激しい。しかし、人が集まるターミナル立地では季節変動や年末年始の売上げも立つと、貫氏は予想する。目標月商は1000万円。スケルトンでの出店だが、1年以内の回収を目指す予定だという。「目標は鳥貴族さんの展開です。看板、ブランドのみで空中階でも集客できるような仕組みづくり。そのための旗艦店として渋谷店を位置づけています。ここで知名度を上げ、さらなる展開を目指していきたいですね」(貫氏)。FC展開も本格化し、旗艦店も完成した同社の勢力は今後も増していくに違いない。

店舗データ

店名 串カツ田中 渋谷店
住所 東京都渋谷区桜ヶ丘4-2 ジョイス渋谷2階

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アクセス JR渋谷駅より徒歩6分
電話 03-6416-9125
営業時間 17:00〜翌2:00、土・日・祝16:00〜翌2:00
定休日 無休
坪数客数 28坪・74席
客単価 2600円
運営会社 株式会社ノート
関連リンク 串カツ田中
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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