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神楽坂・かくれんぼ横丁の料亭跡「クレール神楽坂Ⅱ」に文商事はじめ4店舗が出店、2月22日グランドオープン!

(取材=編集部)


神楽坂・かくれんぼ横丁の元料亭敷地に建設が進められていた4店舗複合の飲食施設「クレール神楽坂Ⅱ」がこのほど完成し、2月22日グランドオープンする。地上3階・地下1階建ての同ビルには、「SHUN」「Saryo」「かみくら」などの隠れ家スタイルの飲食店を展開している文商事(本社・千代田区)が「蕎麦 練り屋 文楽(ぶんらく)」と「LAROCHE KAMIKURA(ラロッシュカミクラ)」の2店舗を同時オープンした。先行して地元の「bar Jug」「酒葵KAGURAZAKA」の姉妹店である「Italian&Lounge TREES J 2nd(トゥリース ジェイセカンド)」が2月6日、銀座から移転した中国四川料理店「芝蘭(チーラン)」が昨年12月13日にオープンしており、これで4店舗が出そろったことになる。同施設は地上3階建てのビルだが、外観は黒塀をで囲まれ、石畳の“花町”のイメージに調和している。文商事で外食事業の責任者である渡辺さとし氏がプロデュースに関わった。文商事が出店した1階の「文楽」は干物と練り天で酒をかたむけ、〆に蕎麦湯割りの焼酎と蕎麦を提案。3階の「LAROCHE KAMIKURA」は既存店「かみくら」のセカンドラインの和テイストを取り入れたオリジナルフレンチで、ワインセレクトはフランスのワイナリー、ドメーヌ・ラロッシュの全面協力を得た。まだ工事中だが、屋上に15坪ほどのテラス席をつくり、「春になれば桜の木を植えて“花見パーティー”ができるようなスペースにしたい」としている。地下1階のバー「TREES J 2nd」は天然木を照らすやわらかい光を取り入れ、くつろぎを重視した空間。カウンターのほか、ダイニングやラウンジ、隠れ個室もあり、用途に応じて使い分けられる。600種類を超える酒を用意、フードはイタリアンシェフがつくる。朝3時まで営業。2階の「芝蘭」は本場四川料理。経営は有限会社桃園会で、板橋店ほか系列数店舗を展開、「坦々麺」が有名。神楽坂は昨年テレビドラマの舞台になったこともあり、観光ブームに沸き、飲食店の新規出店も増えている。しかし時代の波とともに“花町街”といわれた石畳のエリアにあった旧料亭は次々にとり壊されマンションやビルが建ち始めた。そうした中で、昔ながらの横丁の風情を再現した「クレール神楽坂Ⅱ」は街づくりの観点からも注目される。

店舗データ

店名 クレール神楽坂Ⅱ
住所 東京都新宿区神楽坂3-1

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関連リンク 文商事
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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