焼肉料理とべトナム料理「ベトナム美食」との“グルメコラボ”を売りにする「焼肉職人ベアーズ」を新橋で経営する株式会社イーグルワンエンタープライズ(中央区銀座 代表取締役・斉藤達也氏)は2月26日、六本木4丁目に2号店をオープンした。同店は、焼肉店が超高級店か大衆チェーン店に二極分化しているいま、どちらにも傾かず、黒毛和牛A5ランクの肉を職人技術を駆使して適正価格で提供するのがコンセプト。最近の焼肉業界は仕入れにあたって“産地傾倒”になりがちだが、ブランドイメージの良い産地でも品質にムラがある。そのため、同店は仕入れの都度、品質重視で肉を選ぶという。店名の由来は、和食の世界の職人と同じように、焼肉にも職人技が求められることをアピールしたかったことと、映画「がんばれ!ベアーズ」から、頑張る職人のチームをイメージして名づけたという。肉は捌き方の技術で美味しさやロスの量に違いが出る。職人が無駄を減らし素材を最大限活かすことによって、高品質の和牛でも手軽な価格で提供することができるという。「友三角(トモサンカク)」(2,200円)、「肩芯ロース(焼きしゃぶ)」(3,200円)、上バラの中でもわずかしか取れない希少な「カイノミ」(,1650円)といった高級部位、またそれぞれ限定品で「マルチョウ」(850円)、牛の乳腺の「シビレ」(1,200円)など、同店では“マニアック”と称する部位もおすすめという。焼肉は、どちらかというと男性好みの食のイメージだが、コラーゲンが摂れる「豚足」(480円)、串刺しにした「梅肉ロース」、デザートでは串に刺したバニラアイス入り苺を、網で炙って食べる「イチゴ一枝」(380円)など、まさに女性に“刺さる”人気の商品も開発。また、元和食・寿司職人から転身した西川店長だからできる“寿司と焼肉のコラボ”といえる限定の「牛トロ寿司」(1,150円)も同店の目玉だ。今回の「ベトナム美食」との“グルメコラボ”の意図は、焼肉に不足しがちな野菜をベトナム料理で補う一方、野菜やフォーなど麺が中心のベトナム料理にスタミナの付く焼肉をプラスする。それぞれ単体でも十分なところを、コラボさせていきたいという。ベトナム料理は本場ベトナムハノイで15年の実績がある人気実力派の料理人、ビン氏を日本に招聘。「ベトナム美食」と名付け3月下旬頃から開始する。
店舗データ
店名 | 焼肉職人ベアーズ |
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住所 | 東京都港区六本木4-1-9 ベルザ六本木1F |
電話 | 03-3583-2929 |
営業時間 | 月~土 ランチ11:00~14:00、ディナー17:00~0:00 (4月からは営業時間を朝まで延長予定) |
定休日 | 日曜 |
坪数客数 | 31席 |
運営会社 | 株式会社イーグルワンエンタープライズ |
関連リンク | ベアーズ |