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8月4日、「Bistro 2538(ニコミヤ)」が人気を集めるシーセカンドの「イタリア厨房 LA SIENNA」が「北千住ワイン酒場 Trattoria LA SIENNA(ラ・シェンナ)」へと店名を変えてカジュアルワイン業態へリニューアルオープン!

ワインのボトルがずらりと並ぶエントランス。2階へ続く階段が、これからの食事への期待を一層高める
ウッドを多く使用する落ち着いた店内。半個室などもあり、店内も席によって異なる雰囲気が演出されている
同店一押しのメインディッシュ「黒毛和牛のタリアータ」はレギュラー980円、グランデ1980円の2サイズ
生まれ育った街、北千住で店舗展開をするシーセカンドのオーナー佐賀 久芳氏。

(取材=小野 茜)


個性的な“酒場”的雰囲気を持つ小さな店舗がひしめきあい、このところ注目を集めている北千住エリア。その地で94年より営業するシーセカンド(東京都足立区、代表:佐賀 久芳氏)が運営するイタリアン業態「北千住ワイン酒場 Trattoria LA SIENNA(ラ・シェンナ)」が8月4日、豊富なワインとピッツァ、パスタでもてなすカジュアルワイン業態へリニューアルオープンした。シーセカンドといえば、当サイトのヘッドラインでも以前紹介した「Bistro 2538(ニコミヤ)」が記憶に新しいが、同社は、代表の佐賀氏が生まれ育った街“北千住”で、洋・和業態あわせ4店舗を展開している。 今年で19年目を迎える「LA SIENNA」は、オープン当初、小皿スタイルで出すイタリア料理=“南欧飲茶料理屋”としてスタートを切ったが、数年前より、時代の流れ、消費者のニーズ、飲食業界のトレンドなどを意識しつつ、アルコールを軸に置いた業態へのシフトに取り組んできた。既存のイタリアンというベースを残しつつも、新たにワインを軸にした店へのリブランドを試み、内装なども少しずつ手を加え、この8月4日をもって料理メニューを一新し、リニューアルオープンとした。 グランドメニューは、前菜380円~と、かなりお手頃で「カラブリア州伝統のサラミ」(580円)や「彩り野菜のトマト煮込みカポナータ」(580円)、チーズは1種350円、2種700円、3種980円など、産地にこだわった食材で、郷土料理をバラエティ豊富に取り揃えている。メインディッシュでは「黒毛和牛のタリアータ」が同店のおすすめで、レギュラー 980円、グランデ 1980円の2サイズがある。人数や腹具合にあわせてチョイスできるのが嬉しい。また、パスタは自家製手打ち生パスタと乾麺の両方を揃えている。自家製手打ち生パスタでは、フェットチーネでつくる「牛肉と茸の煮込みラグーソース」や「ジェノバ風バジリコのソース」、あるいはニョッキならトマトソース、ジェノバソース、ゴルゴンゾーラソースがあったり、その他日替わりで数種用意している。乾麺では、“三大テノールが愛した”という「ビアンコーニのパスタ」がおすすめ。パスタの種類をペンネ、スパゲッティ、リングイーネなど8種から選べるのも魅力的。 これらに合わせるワインは「品揃え、北千住一では!?」と語るように、70種を超えるラインナップを用意している。グラスでは350円~、ボトルなら1980円、2580円、3580円の3プライスで展開、イタリアを中心にスペイン、ニューワールドワインを扱っている。スパークリングでは、ヴェネト地方から北東約30kmトレヴィソ近くの樽詰めスプマンテ「樽生スパークリングワイン」(530円)が同店ならでは。あるいは「シードルのスパークリング」や「自家製サングリア」など、ワインが少し苦手・・という方へも提案できるアルコールメニューを充実させている。 オーナーが生まれ育った街“北千住”を拠点とするシーセカンドは、トレンドを意識しつつも、地元住民が気兼ねなく通い続けられる雰囲気・価格・美味しさを提供する店づくりを目指すという。今後も小規模店舗の展開を考えているようで、北千住の更なる活性化に挑み続ける同社の新たな業態開発に、今後も注目していきたい。

店舗データ

店名 北千住ワイン酒場 Trattoria LA SIENNA(ラ・シェンナ)
住所 東京都足立区千住3-36

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アクセス JR・地下鉄 北千駅より徒歩3分
電話 03-3870-1147
営業時間 ランチ  月~土11:30~15:15、日・祝 12:00~15:45
ディナー 月~土 17:30~23:00、日・祝 17:30~22:00
定休日 水曜(ランチのみ定休)
坪数客数 48坪・52席
客単価 昼 1000円、夜 3400円
運営会社 株式会社シーセカンド
関連リンク シーセカンド
関連ページ 北千住ワイン酒場 2538(ニコミヤ)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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