「良質吟味、おいしさが最良のサービス」を追求し、焼肉の名店として長らく愛されつづけている叙々苑(東京都港区、代表:新井 泰道氏)は、今年で35周年を迎える。現在は都内近郊を中心に大阪や名古屋、広島など全国に50店舗以上を有している。またそれらの店舗は焼肉の叙々苑ブランドの他、カジュアルに叙々苑の味を楽しめる「燦々亭」、すきやき・蒸ししゃぶの専門店「すき叙」、叙々苑の最高峰である「游玄亭」と4つのブランドを叙々苑グループとして展開している。 今回は15番目に開業した店舗として1994年10月の恵比寿ガーデンプレイス開業時から17年営業し続けている「叙々苑 恵比寿ガーデンプレイス店」が38階、39階の2フロアに拡大し、8月1日に全面リニューアルオープンをしたことに注目したい。恵比寿ガーデンプレイスタワーの高層階に位置する同店は、なんといってもその眺望が“売り”である。そこで、全ての席からその眺望を見渡すことができるよう、ダイニングフロアをひな段形式に設計し、人気のある2名用のパノラマシートを充実させるなど、美しい景観を望みながら上質な肉を食すという贅沢なシーンを演出するための空間をつくりだした。デートはもちろん、記念日などのハレの日利用から接待、家族での食事、あるいは20名前後のパーティーから50名以上のフロア貸切利用まで、幅広い客層とニーズに対応できるのも同店の強みだ。 リニューアルオープンした今月は、8月31日までの一ヶ月限定で、2ドリンクがつくお得な「パノラマセット」(6000円・税サ込)や、テイクアウト商品が35%割引になるなどのキャンペーンも実施している。加えて注目したい新商品が「レアステーキ ユッケ味」(1500円・税込サ別)だ。良質の和牛モモ肉を180~200度に熱したフライパンで、両面を2ミリ程度、焼き目がつくようにこんがりと焼き上げ、香ばしいステーキ仕立てのレアで仕上げた叙々苑からの新提案となる一品。ニンニクチップの付け合わせとともに、特製のユッケだれに卵の黄身をからめて食べるというスタイルで提供している。(取り扱い店舗に限りあり) また、アルコールでは同店オリジナルであるエビス生ビールの「赤生」をおすすめしたい。これは、スタンダードな金のエビス生ビールと、コクと香りの黒生ビールを好きな割合でブレンドし、自分だけの“赤い生ビール”がオーダーできるというものだ。店が薦めるのは金:黒=7:3という配分。見事に美しい赤色をした生ビールは、喉ごしとともに目でも味わえる叙々苑「赤生」ならではの楽しみだ。ビールがより一層美味しく感じるこの夏の時期にこそ、肉に合わせて試したいアルコールメニューである。 リニューアルにより生まれ変わった「叙々苑 恵比寿ガーデンプレイス店」。大展望が望めるロケーションにふさわしく艶感のある上品な雰囲気は、食事の時間をさらに優雅に盛り上げている。既存の焼肉店とは一線を画す叙々苑の空間演出は、クオリティを追求しつづける“肉”の美味しさをより味わい深いものにしているだろう。歴史とブランドを守りながらも、時代に即した新たな商品を提案しながらファンに愛されつづける同社の今後の取り組みにも、注目していきたい。
店舗データ
店名 | 叙々苑 恵比寿ガーデンプレイス店 |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー38F |
アクセス | JR・地下鉄恵比寿駅より徒歩5分 |
電話 | 03-3473-8989 |
営業時間 | 11:30~22:30(L.O.) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 【38階】53坪・67席、【39階】49.4坪・57席 |
客単価 | 6000円 |
運営会社 | 株式会社叙々苑 |
関連リンク | 叙々苑 |