アルスンダイニンググループ株式会社(渋谷区広尾、代表取締役・牧野公一氏)は10月30日、京おでんと京野菜を使った手料理を提供する「京都 まろまろ」を東京・恵比寿にオープンした。同社はこれまでに、「金のおでん 広尾 羽重本店」や「金のおでん ダイニング羽重」を展開。数々の洋酒を取り揃えたスタイリッシュなバーカウンターを有した店内で、オリジナリティあふれるおでんを味わえる店として、人気を集めてきた。 3店舗目となる同店の内装は、京都・三条通りをイメージしたもの。おでんの具や一品料理にも旬の京野菜、豆腐、京和牛、京地鶏などを用い、京都を色濃く強く打ち出している。既存店で培ってきた「金のおでん」も、ダシにグジの焼きアラを加えることで、京らしい味わいを新たに生み出した。また、初の試みとして5種類のオリジナル薬味を来店者全員にサーブ。「トマト胡椒」、「鞍馬山椒バター」、「丹波しそ海苔」、「金山寺柚子チーズ味噌」、「今月のフルーツ味噌(12月は古老柿)」の薬味は、「金のおでん(320円~)や、金のおでんのダシで味わう「金の湯どうふ」(1890円)との組み合わせで楽しませるのはもちろん、そのまま酒のつまみの役割も果たす小皿として仕上げている。 おでんはこのほかに、「白の京味噌おでん」(320円~)、「黒の京味噌おでん」(320~)を用意。いずれの味噌も、京都の老舗味噌問屋から仕入れたものだ。その他の料理は、「生うに 生ゆば 生いくら」(1260円)、丹波地鶏を使った炭火焼(320円~)、甘鯛の一夜干し(1260円)など。おでん鍋が湯気を立てるカウンターのバックにはウィスキー(900円~)、焼酎(30種・840円~)、日本酒(12種・740円~)などの様々なボトルが並んでおり、圧巻。ウィスキーはジャパニーズウィスキーに力を入れており、「山崎」を、その仕込み水によるプレミアムソーダで割ったハイボールや、そこにあまおう、ゆず、かぼすなどの和のリキュールを加えた「和ハイボールセレクション」(840円~)も、提供する。 ランチは4種で980円~1200円。夜の客単価は5000円。オープンして1か月の現在は、約6割が女性であり、既存店に比べて女性客の比率が高くなっている。
店舗データ
店名 | 京都 まろまろ |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿1-6-1 グリーンハウス高橋1F |
電話 | 03-3445-7794 |
営業時間 | 11:30~15:00、18:00~4:00(日祝17:00~24:00) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 46席 |
運営会社 | アルスンダイニンググループ株式会社 |
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