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東京スカイツリーが臨めるリバーサイドカフェ「River side café Cielo y Rio(シエロイリオ)」が4月13日、蔵前にオープン!

シンプルながらデザイン性の高い家具類は、海外で買い付けてきたものを使っている
カジュアルビストロ料理として、ヨーロッパ各地の惣菜料理が食べられる
契約農家から直送される旬の野菜をたっぷり使ったメニューがおすすめ

(取材=小野 茜)


大江戸線の蔵前駅から徒歩2分、隅田川沿いの複合商業施設「Mirror」の1階と3階に、バルニバービ(東京都台東区、代表取締役:佐藤裕久氏)が運営する「River side café Cielo y Rio(シエロイリオ)」が4月13日にオープンした。「Mirror」とは“EAST PROJECT”と題された新しいカルチャー発信プロジェクトの一環で建てられたもの。EAST=東京の東側はかつて江戸のお膝元、城下町であり、洒落者が集い文化的にも隆盛を極めていた場所。しかし、その後長らくは渋谷・港区などの西側エリアの都市的発展により、“西”が東京カルチャーを牽引してきた。しかし今、ある種、文化的・経済的にも飽和状態を迎えている西側エリア。そんな流れを受けて、元来から存在する都としての「粋」に吸い寄せられるように、建築家・アーティスト・デザイナーなどジャンルを越えた日本のクリエイターたちが、ここ東=EASTに今再び集結しているというのだ。そうした背景のもと、この複合商業施設「Mirror」が誕生、第1弾として7階建ての施設の中に、シエロイリオが1階と3階部分にオープンした。元々は倉庫だった部分をリノベーションし、店内は都内では珍しい4.5mもの天井高で圧倒的なスケール感を演出。海外で買い付けをして来たという、デザインと色彩にこだわった個性的な家具と、随所に飾られたアート作品を飾ることでスタイリッシュな空間を演出している。1階奥部分は全面ガラス張りで、隅田川の向こうには2012年に完成する東京スカイツリーが臨める20席のオープンテラスがある。EAST TOKYOを眺めながら開放的な気分に浸ることが出来るのだ。他にも中2階にラウンジスタイルのプライベート感あるスペースを設けたり、3階には各種イベントに適したボールルームがある。 料理は“カジュアルビストロ”というテーマで、契約農家から直送される野菜、特に淡路島産の鮮度・味・旬にこだわった食材を中心に使い、料理している。大きくはランチ・カフェ・ディナーと3つの時間帯で異なるメニューを提供しており、ランチではシェフお薦めの「シエロイリオ 日替わりランチ」(850円)や、産直野菜たっぷりの「サラダプレートランチ」(900円)、バリエーション豊富で楽しいソースが選べる「日替わりパスタランチ」(850円)など5種がいずれも1000円以下とリーズナブル。一方ディナーでは、お酒を片手につまめる「シエロイリオアンティパストミスト」(1800円)、「季節のきのこの陶板焼き」(650円)から、「お肉屋さんのメンチカツ」(690円)や「鶏もも肉とじゃが芋のコンフィ」(900円)といった肉料理もシェフが得意とするところ。お酒に合わせて、世界の惣菜料理が味わえるというメニューラインナップとなっている。その他、土日限定でモーニングもあり、近くに住む人々を中心に、利用されている。 シエロイリオは、日常に根ざした機能的且つ文化・芸術的要素を含む進化した“現代のカフェ”というスタイルを提案している。5月11日、Mirrorは遂にオープンを迎え、飲食店としての営業だけでなくアートギャラリーを設置したり、一般からアート作品を募りアートコンペティションを開催するなど、Mirrorは日々進化し今後も大きな広がりを見せていくだろう。東京スカイツリーの完成に向けて、EAST TOKYOが更に加速して盛り上がりを見せることを期待しつつ、このエリアに注目していきたい。 

店舗データ

店名 River side café Cielo y Rio(シエロイリオ)
住所 東京都台東区蔵前2‐15‐6

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アクセス 都営大江戸線 蔵前駅より徒歩2分
都営浅草線 蔵前駅より徒歩5分
電話 03‐5820‐8121
営業時間 月~金 11:30~23:00、土日 9:00~23:00
定休日 無休
坪数客数 店内160席・テラス20席
客単価 ランチ 850円、ディナー 3000円
運営会社 株式会社バルニバービ
関連リンク 株式会社バルニバービ
関連リンク Cielo y Rio
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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