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世界130店舗を展開する「ヨーグルトランド」が8月末に日本本土初上陸!イデアの姉妹企業が日本総代理店となり、10月からはFC展開をスタート

100g税込210円から。今後、大阪独自のヨーグルトフレーバーも開発予定
えびす橋筋と千日前通りが交差する角地。地元客、観光客、ビジネスマンやOLまで幅広い層の集客が見込める
オープン前日に行われた一般向け無料試食イベントでは1000人以上が来店。集客にはツイッターでの告知も行ったとか
季節のフルーツがずらりと並ぶカウンター。チョコスプレーやチーズケーキなどスイーツ系のトッピングもある

(取材=横田 ちはる)


「ヨーグルトランド」は、アメリカ西海岸発のフローズンヨーグルトショップ。無脂肪、無添加、低カロリーというヘルシー路線と豊富なフレーバー、トッピングはすべてセルフサービスという手軽さが受け、アメリカ国内で100店舗近くに拡大している。メキシコやドバイ、オーストラリアへも出店が続くなか、この8月28日、ついに同店の日本本土初進出となる「ヨーグルトランド なんば店」がオープンした。場所は大阪屈指の賑わいを見せる、難波・千日前通り沿いという絶好のロケーションだ。 今回、「ヨーグルトランド」の日本総代理店となり同ブランドを仕掛けるのは、「宮崎地鶏炭火焼 車」「鉄板や かんろ」で躍進するイデア(大阪府吹田市豊津、代表取締役・淀井三智氏)の姉妹企業、日本ヨーグルトランドである。イデアの淀井氏が、ハワイで出会ったヨーグルトランドの商品力と店舗オペレーションに衝撃を受けたことをきっかけに、アメリカ本社と代理店契約を結び、2009年から沖縄で2店舗を皮切りに国内でのビジネスモデルを構築することとなり、なんば店のオープンに至った。 同社専務取締役は菅野 功氏。日本総代理店代表として「ヨーグルトランド」の売りや狙いをこう話す。 「商品力はなんといっても、ヘルシーさ。ヨーグルト原料100%で、味、色、香りづけに添加物を一切使用せず、自然そのままの味です。脂肪を含まず低カロリーなので(プレーン100gで90キロカロリー)、女性はもちろん、お腹周りが気になる中高年男性に訴求できるのもポイントですね。また、日本では毎朝、家で健康を意識してヨーグルトを食べるという文化は根付いていますが、我々は、ヨーグルトを“外で食べるもの”として提案したいと考えています。ですから、競合はアイスクリームやその他のスイーツ店というより、市販のヨーグルトなんですね」 さらに注目すべきは、セルフサービス&量り売りという新しいスタイルだ。まずお客は、フローズンヨーグルト専用サーバーにセットされている16種のフレーバーのなかから好きな味を選び、好きな量をペーパーカップに注入。次に、フレッシュフルーツをはじめ30種以上から選べるトッピングを乗せ、レジに持ち込む。そして、スタッフがカップ全体を計量して値段が決まるという手順だ。全フレーバーは100gあたりで税込210円で、カップにたっぷりと盛っても500円前後となる。また、セルフサービス最大のメリットはオペレーションに表れる。スタッフは基本的にレジカウンターの数名で足りるため、人件費のコストダウン、教育時間の短縮につながるわけだ。「FC展開の場合、従来のファストフードよりも低コストで運営できるため、圧倒的に導入しやすいスタイルとなるはずです。今後、画期的なFCビジネスのモデルとなることと思います」(同氏)。 既存の沖縄2店舗となんば店は直営店だが、今後の出店計画は、FCを中心に年内5店舗増、2011年には26店舗、2012年には51店舗を目標に掲げ、いずれは国内100店舗展開を目指す。この10月からは毎月FC事業説明会を行い、来年春のFCショーにも出展する予定だという。「まずは口の肥えた大阪のお客さまに認めてもらってから、西日本を中心に順次出店する予定です。東京進出は、じっくりとビジネスモデルを固めてからですね」 ひとまずは、「なんば店」がミナミの街を行き交う数十万人の人々の支持を得られるか――。目標は年間集客40万人、売り上げ2億円だ。

店舗データ

店名 ヨーグルトランド なんば店
住所 大阪市中央区難波1-4-10 h+ビル1F・2F

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アクセス 地下鉄 御堂筋線なんば駅 15番出口より徒歩すぐ
電話 06-6212-4910
営業時間 平日11:00~24:00、土日・祝10:00~24:00
定休日 無休
坪数客数 60坪・78席
客単価 500円
運営会社 日本ヨーグルトランド株式会社
関連リンク ヨーグルトランド
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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