2009年4月、上野仲町通り、同年7月、新宿3丁目にオープンした、霧島鶏の焼鳥にこだわった居酒屋「わすれん棒」のタウンダイニング(東京都千代田区、代表取締役・新田祐子氏)は、6月24日、同業態3号店の「焼鳥・唐揚げ・釜飯・鍋 わすれん棒 新宿東口店」を新宿歌舞伎町エリアにオープンした。「わすれん棒」は、宮崎の銘柄鶏“霧島鶏”を毎日空輸で直送し、毎日店で串打ちして焼き上げる焼鳥が看板商品だ。絞めてから最短22時間以内に届く鮮度抜群の霧島鶏を使いながら、焼鳥は1本90円からというコストパフォーマンスのよさで、オープン1ヶ月ながら早くも人気を集めている。 霧島鶏は内臓部分の美味しさでも知られているが、限られた数量しかとれない“稀少部位”は3店舗体制となった今後、さらに安定供給することが可能となった。ももの付け根部分で、脂が少なく淡白な「玉肉」(260円)、心臓と肝臓をつなぐ部分で、食感のよい「こころ残り」(250円)など、常時約6種類を提供する。継ぎ足し守ってきた25年熟成のタレや、モンゴルの甘塩「オブス湖岩塩」など、味づくりにもこだわっている。 また、今回、霧島鶏を色々なスタイルで味わってほしいという思いから、新たにメニューに加わったのが、霧島鶏の手羽を使った「彩りチューリップ」(120円~)。もともとジューシーな霧島鶏は、衣を付けて揚げることで、旨味がいっそう倍増する。醤油ベースの名古屋味、南蛮タルタルソース付き、チーズフォンデュなど11種類の味が楽しめる。また、食感が面白いナンコツ入りの「つくね」(200円~)も豊富なラインアップで、あっさり味の“おろしポン酢つくね”からこってり系の“明太マヨつくね”、“ピリ辛つくね”などこちらも11種類の味を用意した。 焼鳥以外のメニューでは、霧島鶏のガラをじっくり煮込んだ上品な味わいの「ちゃんこ鍋」(980円)や茨城産コシヒカリを、利尻昆布とカツオ節でとっただしと白醤油で上品な味に炊き上げた「釜飯」(780円)など手間をかけて作る料理も用意。オススメのドリンクは、スタッフのコールがセットになった“男前リッタービール”。普通の中ジョッキの約3倍の量が入って990円とリーズナブルな価格で提供する。 外観は赤提灯の吊るされた大衆的な雰囲気でありながら、店内は2階建てで、我が家のようにゆったりくつろげる和の空間が広がる。新宿駅歌舞伎町という土地柄、営業は朝9時まで。営業部長の橋口真寿男氏は、「コンセプトは、毎日通える『親父の寄り道酒場』。『やっぱりここが一番!』と感じていただけるよう、コストパフォーマンスにこだわりました。流行に左右されず、皆様の『いつもの店』になれるような、息の長い店づくりを進めたい」と話す。
店舗データ
店名 | 焼鳥・唐揚げ・釜飯・鍋 わすれん棒 新宿東口店 |
---|---|
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-17-4 ポケットビル1F |
アクセス | JR新宿駅東口より徒歩5分、地下鉄新宿駅B13番出口より徒歩3分 |
電話 | 03-5285-3800 |
営業時間 | 平日・祝前日17:00~翌09:00(L.O.08:00) 日・連休最終日17:00~23:00(L.O.22:00) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 40坪・70席 |
客単価 | 3500円 |
運営会社 | 株式会社タウンダイニング |