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ラ・ブレアダイニングが海外進出を達成!第1弾としてロサンゼルスに「RamenJINYA-Studio City-」と「JINYA EXPRESS-Studio City-」を7月15日に2店舗同時オープン

開発に1年以上をかけた特製スープがアメリカ人にも大人気!の「Jinya Ramen」$8.55
木目を生かした落ち着いた店内には、テイクアウトのオーガニックサラダ&ロール寿司カウンターがある
30席を有するテラス席も併設されたカフェを思わせる店内は、ラーメン店とは思えないお洒落な雰囲気だ

(取材=袴 もな)


都心を中心に「砂漠楼」、「陣や」、「恵比寿一丁目ホルモン」などを展開するラ・ブレアダイニング(東京都渋谷区恵比寿、代表取締役・高橋知憲氏)が、アメリカ ロサンゼルスに念願の海外初進出を遂げた。場所は、Universal Studio Hollywoodにほど近い、映画業界人が集うことで有名なNorth Hollywood地区にあるVentura Blvd。この通りは、別名“高級寿司ストリート”と呼ばれ、10km以上にわたり高級寿司店が並ぶ全米でも珍しい通りだ。7月15日にオープンするのは「RamenJINYA-Studio City-」と「JINYA EXPRESS-Studio City-」の2店舗だ。この2店舗は同フロア内に併設されており、「RamenJINYA」は、同社の初業態となるラーメン店で、「JINYA EXPRESS」は、テイクアウト専門のオーガニックサラダ&ロール寿司の店舗となる。 同社では、1年以上前から特製とんこつスープの開発に努め、アメリカにて、ぜひローカルの人々にも心から美味しい!と思ってもらえるラーメンを作り、それを広めて行きたいというコンセプトがあった。ニューヨークでも「博多 一風堂」を始めとしたラーメンブームが起こり、アメリカでは、これから本格的なラーメンブームが広がる!という確信の元に、ロサンゼルスへの初出店を決断したという。「Ramen JINYA」は、完全にローカルのアメリカ人客をターゲットに据えているため、あえて、日本人が多く住むエリアを避けてNorth Hollywood地区を選んだ。また、多様な宗教と文化をもつ人種のるつぼであるアメリカの背景を鑑みて、ラーメンスープは、鶏と鰹だしを合わせた鶏ガラスープ、鶏ガラ+特製のとんこつブレンドスープ、特製とんこつスープ、5種のトマトを合わせたトマト&シーフードスープなど数種類を用意。鶏がらスープに鰹だしを合わせ、鶏つくねとほうれん草などの野菜をトッピングした「Jinya Ramen」$8.55は、豚肉が食せないユダヤ系のアメリカ人にもマッチしている1品だ。その他メニューは、鰹と昆布だしにチキンの胸肉、コリアンダー、そしてLAのローカルに愛されるクリスピーオニオンをトッピングした「Cold Ramen with Crispy onion」$7.55、また、「砂漠楼」で大人気のメニュー「5種類のトマトのブイヤベース」をアレンジして完成させた「Tomato Seafood Ramen with Garlic toast」$12.00などがある。「Tomato Seafood Ramen」は、仕上げにパルミジャーノを削って客に提供する楽しいパフォーマンスもついている。「Vegetable Ramen」に使用する麺は自家製のオーガニック麺で、ヘルシー趣向の強い業界人が多く住むエリアだけに、ラーメンもヘルシーな要素を強く打ち出した構成となっている。 併設されたオーガニックサラダ&ロール寿司カウンターでは、アメリカ人が好む「California Roll」、「Vegetable Roll」、「Cucumber Roll」、「Salmon skin Roll」、「Crunch Roll (カニ、アボガド、キュウリ、天カスのトッピング)」各$3.99を始め、「砂漠楼」で好評を得ている「カリフォルニアロール」をアレンジした「Jinya Roll」$4.99など、常時約11種類のロール寿司をラインナップ。オーガニックサラダコーナーでは、オーガニック野菜を使った9種類のサラダをパック売りし、1アイテム$3.80、2アイテム$7.00、3アイテム$9.60という売り方をしている。これらのテイクアウトフードは、30席用意した併設のテラス席で食べることも可能だ。 店内インテリアは、木目を生かした落ち着いたカフェのようなスタイルで、日本人が見れば、ラーメン店とはとても思えないようなお洒落な雰囲気となっている。「RamenJINYA」は、すでに7月3日にソフトオープンをさせているが、客の9割以上がローカルのアメリカ人で占められている。すでにリピート客も出始めて、グランドオープンを前に確かな手ごたえを感じているそうだ。目標月商はラーメン店で1000万円、テイクアウト店で500万円。 今後、ラ・ブレアダイニングでは、得意とする炉端業態の店を8月中旬に、ロサンゼルスに1店、そして香港に1店出店する予定。ラスベガスからも新規出店依頼を受けて、現在は検討中とのことだ。また同社は、「ラーメン及びテイクアウト」の業態は展開型とし、炉端業態においては、直営以外のFCライセンスも視野に入れて、ロサンゼルスのハリウッドを皮切りに「JINYA」ブランドを世界に発信していく所存だ。そして5年後には、世界で100店舗を目指すという大きな意気込みを見せる。

店舗データ

店名 RamenJINYA –Studio City-
住所 11239 Ventura Blvd. Studio City CA 91604

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電話 818-980-3977
営業時間 11:30~22:00(L.O.21 :30)
定休日 無休
坪数客数 40坪・50席
運営会社 La Brea Dining California Inc.
関連リンク RamenJINYA
関連リンク ラ・ブレアダイニング社長ブログ
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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