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6月11日、ゼットンが9年前に東京初進出を遂げた「ZETTON ebisu」をリニューアルし、アロハテーブルが展開するハワイアン・カフェ&ダイニング「M&L Aloha Table Hawaiian Eats」をオープン!

(取材=中條 美咲)


ゼットン(東京都渋谷区、代表取締役・稲本健一氏)は、9年前にオープンした関東第1号店目となる「ZETTON ebisu」を、グループ会社であるアロハテーブル(東京都渋谷区、代表取締役・佐藤信之氏)が展開するハワイアン・カフェ&ダイニングの「M&L Aloha Table Hawaiian Eats(エム&エル アロハテーブル・ハワイアンイーツ)」にリニューアルし、6月11日にオープンした。「ZETTON ebisu」といえば、東京において名古屋メシブームの礎を築いた店。当時まだ東京では珍しかった名古屋の御当地グルメを、決して尖ることなく、手頃かつスタイリッシュに提案したのが、時代のニーズにうまく適応し、大ヒット業態となった。それがこの程、オープンから9年目の歳月を経て、店舗の老朽化に伴い、一新を図る意味でハワイアン・カフェ&ダイニングへと生まれ変わった。「ZETTON ebisu」が果たすべき役目は、終わったのだという。今回、ハワイアン・カフェ&ダイニングの「M&L Aloha Table Hawaiian Eats(エム&エル アロハテーブル・ハワイアンイーツ)」としてリニューアルを行ったのは、ハワイアン業態との相性が良いとされる恵比寿の街において、アロハテーブルシリーズを進出させたいという考えからであった。「アロハテーブル」は、横展開させていくブランドでありながら、1店1店の立地のニーズに適応し、カスタマイズを図るというゼットン流のスタイルを依然として貫いている店舗だ。恵比寿の同店は、アロハテーブルの中でも、ダイニング・バーの要素を強く取り入れ、ロコに愛されそうな落ち着きのあるハワイアンテイストの内装に仕上げられている。また屋号も、今回はあえて変えている。屋号にある「M&L」とは、“Makani&Lanai”の略で、“Makani(マカニ)”はハワイ語で“風”、“Lanai(ラナイ)”は“ベランダ”を意味する。そのため、店舗前面のテラススペースを充実させたり、天井にシーリングファンを設置したりと、ハワイ特有のくつろぎ空間を演出している。また、「M&L」とは元々、中目黒の目黒川沿いにゼットンが展開していた店舗の名前でもある。地域住人に惜しまれつつも、物件の都合により、2年であえなく退店。場所は異なるが、その店を復活させる意味合いも込められている。メニューは、ハワイノースショア名物の「ガーリックシュリンプ」880円や、BBQソースで合えた豚の蒸し焼き中華パン「カルア・ピッグ・スライダー」580円、マグロをぶつ切りにしたマリネ「アヒポキ」530円、「オリジナル・ロコモコ」930円など、代表的なハワイアン・フードを豊富に取り揃えている。飲み物は、芳醇で香り高いコナ・コーヒーをスペシャリティコーヒーとしてブレンドした「ハワイアン・コナ・ゴールド・ブレンドコーヒー」430円を始め、彩り豊かなトロピカル・カクテル680円~、伝統的なハワイアンラガー「プリモ・ビール」780円まで、豊富な品揃えだ。また、お茶だけでも気軽に立ち寄れるカフェメニューもあり、「ハワイアンパンケーキwithバニラアイス」690円は、3種類のソースから選べる充実ぶりで、店のおすすめの1品だ。ここの店舗で、月商1200万円を目指すという。ゼットン特有の“単店主義”を貫きつつも、アロハテーブルでは今後、より横展開を行ない、この店のフィロソフィーや思想に共感してくれるパートナーと組んで、広げていきたいとの考えだ。ただ、あくまで画一的にはならず、業態のフォーマットを何種類か用意するなど、カスタマイズ出来るような仕組みも構築していきたいという。ゼットンとアロハテーブルが仕掛ける、ハワイアン旋風は、もう目前まで迫って来ている。

店舗データ

店名 M&L Aloha Table Hawaiian Eats
(エム&エル アロハテーブル・ハワイアンイーツ)
住所 東京都渋谷区広尾1-1-33 SPCJAPAN BLDG1F

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アクセス JR・地下鉄恵比寿駅より徒歩5分
電話 03-5774-1917
営業時間 平日、日曜11:30~24:00(金、土、祝前日~翌3:00)
定休日 無休
坪数客数 29坪・64席
客単価 ランチ900円、ディナー3000円
運営会社 株式会社ゼットン/株式会社アロハテーブル
関連リンク ゼットン
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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