博多を本店に、地元民は元より観光客にも人気の「もつ鍋慶州」「焼肉慶州」など6店舗を展開、20年余の歴史ある慶州〈福岡市博多区、代表取締役・岩田正信氏〉は、7店舗目となる「博多慶州」銀座店を11月5日オープンした。
都内の出店は、昨年3月オープンの築地店に続き2店舗目。32席の築地店だけでは、予約だけで一杯になることから、築地にほど近い銀座の地を選んでの出店だ。
看板メニューは地鶏の「水炊き」(2,500円)と、3種のもつ鍋だが、「しょうゆ味」「白みそ味」(1,300円)と同店のオリジナル「テール味」(1,500円)が一番人気。毎日福岡から空輸で仕入れる、直径1メートルの和牛10頭分のテールを5時間かけて炊く、同店の名物鍋。
このスープを採った後のテールは、にんにくを効かせた「テールの甘辛煮」(900円)、「テールと大根のおでん風」、「牛テール塩焼き」(各950円)などの料理に余すところなくアレンジされ、コラーゲンも摂取できる美肴として好評を博している。
生でも食べられる新鮮「牛レバー串」、コリコリした歯ごたえの軟骨入り「地鳥つくね串」(各180円)、「和牛ハラミ串」(380円)など串ものや、独自のルートで仕入れる新鮮「レバ刺し」(950円)、「地鶏のタタキ」(800円)など刺し、「特上タン炙り」(2,700円)など肉料理が充実しているのは、焼肉店も経営し、一括仕入れする同社ならでは。
青唐辛子を使用した超激辛の「博多辛子明太子」(650円)、鹿児島産「さつま芋スティック揚げ」(500円)、佐賀の三瀬豆腐に、はちみつとピンクペッパーを添えた「慶州特製チーズ豆腐」(350円)のデザートに至るまで、九州の地場食材に同店独自のアレンジを効かせたメニューも豊富で、客単価は4,000円。
ランチは、牛タンも使用した「カレーライス」(480円)、山盛りのボリュームでライス無料の「博多ちゃんぽん」(780円)、夜メニューとしても人気の「テール煮込み」自慢の特製タルタルソースの「チキン南蛮」定食(各800円)の4種だが、「ちょこっとカレー」「ちょこっとサラダ」(各100円)を追加することもできる。
味にうるさい博多生まれで、築地人にらも認められた慶州のブランドは、昼夜を問わず銀座のオフィスワーカーらの胃袋を掴み、早くも賑わいを見せている。
店舗データ
店名 | 博多慶州 銀座店 |
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住所 | 東京都中央区銀座3-14-8 松宏ビル1F |
電話 | 03-6226-4566 |
営業時間 | ランチ(月~金) 11:30~14:00(L.O.13:30) ディナー 17:00~24:00(L.O.23:30) |
定休日 | 日曜 |
坪数客数 | 27坪・47席 |
客単価 | 4000円 |
関連リンク | 博多慶州 銀座店 |