フランス企業の海外進出のため、世界28カ国でマーケティング活動を行なっている公的機関・フランス企業振興機構(ユビフランス)は、12月8日、日本の飲食業および輸入業者向けに日本初のフレンチビール試飲会を開催する。フランスのクラフトビール(地ビール)メーカー7社が来日する予定だ。
フレンチ・クラフト・ビール試飲会は、小売・飲食業者および輸入業者のための昼の部(11時30分~16時)と、輸入業者のための夜の部(18時~20時30分)の二部構成になっている。今回はフランスのチーズメーカー、FROMI社とのコラボレーションも行ない、FROMI社セレクトのフランス産チーズも提供する。参加するフランスの地ビールメーカーは以下の7社
1.ブルガネル:フランスならではの5種類の香り(マロン、はちみつなど)のビール
2.ブリット:ブルターニュ地方特有のレシピで作られたビール
3.カストラン:タンクでじっくり熟成させ、繊細な香りを放つCh’tiビールシリーズと、穀物の味わいのJade有機ビール、力強く鋭い味わいが特徴のMaltesseを提供
4.デュイク:醸造所の下の井戸からくみ上げられた水を使って、3つのモルトと3つのホップを巧みに組み合わせたビール
5.ピエトラ:琥珀色で独特の味をもつ栗粉を使ったビール。ほかにコルシカのハーブがスパイシーな無濾過のホワイトビールColombaも用意。
6.サンジェルマン:パリの品評会でつねに表彰されるメーカー。地元産の素材を原材料に、さまざまなビールを製造。
7.サンシルヴェストル:木樽からもたらされる往年の味わい3 Monts doreeや、芳醇でバランスのよい赤褐色のビールGavrocheを用意。
ヨーロッパ産のビールといえばドイツやベルギーなどのイメージが強いが、歴史の古いフランスメーカーの作り上げるビールは、フランスのテロワール(土壌)の風味を感じさせ、世界の多くの地域で愛飲されている。栗やミルティーユ(ブルーベリー)、バーベナ、ハチミツなどの自然素材を組み合わせたビールも要注目だ。
フランス企業振興機構(ユビフランス)は、引き続き、12月10日に韓国・ソウルでフレンチ・ビールの試飲会を実施する予定だ。申し込み法は下記の通り。
【開催概要】
■日時=2009年12月8日(火)
昼の部:11:30~16:00 (小売・飲食業者および輸入業者向け)
夜の部:18:00~20:30(輸入業者向け)
■場所=ホテルニューオータニ1階宴会場「パラッツォ」(東京都千代田区紀尾井町4-1)
■入場料=無料
■問い合わせ=在日フランス大使館 企業振興部-ユビフランス
(TEL:03-5798-6079、E-mail:frenchbeersinjapan@ubifrance.fr )
■申し込み=以下の情報をE-mail(frenchbeersinjapan@ubifrance.fr)に送信する。
<住所/氏名/会社名/役職名/電話番号/FAX番号/メールアドレス/職種(小売・飲食・輸入)/参加希望時間帯(輸入業者のみ)/参加人数(1社3名まで)>