南イタリア料理をカジュアルに提供するイタリアン「IL PONENTINO(イル ポネンティーノ)」が、11月27日、銀座8丁目にオープンした。
場所は、銀座八丁目の中央通り沿いに位置する「JEWEL BOX GINZA」の地下1階。エグゼクティブシェフを務める山本晃氏は、服部調理師専門学校卒業後、六本木のフランス料理店にて修業をスタート。その後、吉祥寺のイタリア料理店で、イタリア人シェフのもと3年間修業するなかで、イタリア料理に開眼。ハワイに渡って腕を磨き、ハワイ・ワイキキのシチリア料理「TAORMINA(タオルミナ)」のシェフに就任。数多くのセレブを魅了して一躍脚光を浴び、イリマ・アワードイタリア部門で受賞。2009年3月に帰国し、現職に抜擢された。
メニューは、シンプルで素朴な南イタリアの魚介料理を中心に提供。「イイダコとアーティチョークのバージンオイル」、「小魚のエスカベッシュ」、「シチリア名物 茄子のカポナータ」といった500円の小皿料理から、前菜、パスタ、メイン、デザートまで約30品を揃える。おすすめメニューの「シェフお勧めウニのパスタ」(2,300円)や、「マグロとカラスミのぺペロンチーノ」(1,700円)などのパスタは約7品。「本日の白身魚のアクアパッツァ」(2,400円)、「カジキマグロのインボルティーニ オレンジライムドレッシング」(2,300円)などメインの魚介料理は価格を抑えて提供する。いずれも、素材の味を生かしたやさしい味付けが特徴だ。
内装デザインも、料理とリンクさせた「南イタリア」がコンセプト。飲食店のデザインを多数手がける有限会社アッタ(神奈川県鎌倉市、代表取締役社長・戸井田晃英氏)がデザインを担当した。地下に降りると、オープンキッチンを設けた開放感のある客席が現れる。店内は、間接照明のみで明かりをとり、やわらかく温かみのある雰囲気を演出。壁やベージュやオレンジなどの暖色系でまとめ、南イタリアの陽気なイメージを表現した。現地で買い付けた装飾を随所に用いているのも、インテリアのアクセントとなっている。さらに、入口付近にはオーセンティックな色調でまとめたバースペースも用意。アットホームなサービスを実践し、リラックスして心地よく過ごせるレストランを目指す。
店舗データ
店名 | IL PONENTINO(イル ポネンティーノ) |
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住所 | 東京都中央区銀座8-9-15 JEWEL BOX GINZA B1F |
アクセス | 東京メトロ銀座駅、新橋駅から各徒歩5分 |
電話 | 03-3569-3232 |
営業時間 | 11:30~23:00(22:00L.O.) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 55坪・81席 |
客単価 | ランチ1,300円、ディナー6,000円 |
関連リンク | IL PONENTINO(イル ポネンティーノ) |