大阪を中心に、香港にも支店があり11店舗を運営するまだん〈大阪市浪速区、代表取締役・趙 成徹氏〉は「Korean Kitchenまだん」を9月1日銀座5丁目にオープンした。
趙社長は韓国人で、店名は「憩いの場」「集いの場」を意味する韓国語。1997年創業の当初は、韓国料理と言えば焼肉とキムチしか知られていなかったというが、漫画「美味しんぼ」にも取り上げられ、今ではすっかり日本に根付いた、コリアンブームの火付け役にも一役買った店だ。
看板料理はチリトリ鍋で、名物の「韓国風鉄板鍋」、「ホルモンチョンゴル」(一人前・各1,280円)には、35種の追加具材も用意。また「参鶏湯」(2,980円・ハーフ1,680円)は、ほとんどの人がリピートする人気メニューという。
韓国そば豆腐の「ムッ」(580円)、豚の腸にもち米、春雨や豚の血を詰めた「スンデ」(680円)などの本格的な一品料理も豊富で、日本では渡り蟹「ケジャン」(2,980円・ハーフ1,680円)は、プラス680円でチャーハンにすることも可能だ。
グランドメニューは約90種ほどと豊富だが、さらに2~3ヶ月ごとに入れ替える、季節の新メニューも自慢。現在は「秋刀魚のフェ」「牡蠣のチヂミ」「鳥骨鶏のサムゲタン」などの10品が楽しめる。
ドリンクは、マッコリが充実。米、生、あわがら、おこげ、緑茶などがグラス550円、かめ2,000円から。また柚子、杏子、ライム、カルピス、カシスと組み合わせたオリジナルマッコリカクテル(各600円)も女性に人気だ。さらに限られた飲食店にしか置いておらず、知る人ぞ知る「虎マッコリ」(ボトル3,000円)も裏メニューとして置いているほか、今後も人気のマッコリメニューはバリエーションを増やしていくという。
韓国のおもてなしは、“テーブルに乗りきらないほどいっぱいに料理を並べること”と言われる通説通り、人気の品ばかりを集めた「まだんコース」など、3,000円~4,500円までの各コースは男性でも食べきれないほどのボリュームがあって、満足感に加え、お得感もあると好評だ。
「韓国料理の文化や伝統、すばらしさを伝えていくことを使命に、“惚れられる”企業を目指す」という同社では、この銀座店を東京の基幹店として、今後都内へ出店を広げたい考えという。
店舗データ
店名 | Korean Kitchen まだん |
---|---|
住所 | 東京都中央区銀座5-6-5 7-8F |
電話 | 03-5537-3450 |
営業時間 | 月~土17:00~23:30(L.O.23:00) 日・祝17:00~23:30(L.O.22:30) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 100坪・126席 |
運営会社 | 株式会社まだん |