「日本再生酒場」をはじめ新宿3丁目エリアに出店を続けるい志井グループ(株式会社ビーヨンシイ代表・石井宏治氏、有限会社エムファクトリー代表・長谷川勉氏)は、10月10日、新宿3丁目の「新宿再生酒場」向かいに4店舗の立ち飲み店からなる横丁スタイルの「新宿三丁目ホルモン横丁」をオープンする。今回の出店は、3年前から計画を温めていたビルの1階。4店舗の概要は、「日本再生酒場」と同業態の「もつやき処 日本再生酒場 その弐」以外はすべて新業態で、ユニークな顔ぶれが出揃った。「ハラミ専門店 ハラミ屋Burrari」は、いまや人気部位の1つとなったハラミをメインにしたワイン居酒屋。「ハラミのキッシュ」(420円)、「ハラミのピザ」(630円)など、創作ハラミ料理が多数そろう。また、今回とくに注目したいのが、同社初の魚貝居酒屋となる「まぐろと海鮮ホルモン まぐろ屋 阪庄」。築地で魚貝の卸を営んでいた長谷川氏の義兄である坂井庄一氏がプロデュースを担当し、「まぐろぶつ大盛」(680円)、「極上天然中とろ」(1780円)といった刺身を中心に、「天然マグロ ホルモン串」(150円~)といったい志井らしいメニューも用意する。また、最奥に位置する「ホルモン焼き ホルモン 豚や三八」は、その名の通り全品380円均一の豚ホルモン専門店。「豚せせり(首肉)」、「かまとろ(肩ロース)」、「ビラビラはつ(心臓)」といったネーミングもユニークなメニューを50品以上揃えている。さらに、店づくりにも独自の工夫が見られる。例えば「豚や三八」では、カウンターに幅数メートルの無煙のガス台を設置。ホルモン焼きを自分で焼いてもらうスタイルで提供する。「阪庄」は、築地の雰囲気でトタン屋根などを施し、「Burrari」は、フェラーリをもじった豚のキャラクターロゴがユニーク。会計は全店キャッシュオンで、ほかの店舗との行き来も可能だ。長谷川氏は「一度はさびれた新宿三丁目エリアが、ここ数年でようやく賑わいを取り戻してきた。来月の博多駅への出店でグループ合計100店舗となるが、店舗数にこだわらず、3丁目エリアでいい物件が出れば出店し、活性化に貢献したい」と語る。横丁の目標月商は2500万円。これまでも驚異的な数字をたたき出してきたい志井グループの「横丁」出店により、横丁ブームにさらなる拍車がかかりそうだ。
店舗データ
店名 | 新宿三丁目ホルモン横丁 |
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住所 | 東京都新宿区新宿3-6-14 |
アクセス | 東京メトロ新宿三丁目駅から徒歩2分 |
電話 | 03-3352-4829(再生酒場)、03-3352-0365(Burrari)、03-3225-3438(阪庄)、03-3352-0838(三八) |
営業時間 | 17:00~24:00 ※「阪庄」、「三八」は11月よりランチも営業予定 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 5.6坪(再生酒場)、5,3坪(Burrari)、7.2坪(阪庄)、9.9坪(三八) |
客単価 | 2,500~3,000円 |
運営会社 | 株式会社ビーヨンシィ 有限会社エムファクトリー |