西麻布でオーガニックダイニング「THE CAMEL」を12年、2007年12月オープンの、カフェダイニング「THE CAMEL」笹塚店の2店舗を運営する株式会社スリーピングエイト(杉並区和泉、代表取締役・杉山紀子氏)は、方南町・方南通りで35年間愛されてきた「長嶋葡萄房」を引き継いでトラットリア「葡萄房BY THE CAMEL(葡萄房バイ ザ キャメル)」として、方南町に7月1日オープンした。看板メニューは、ショーケースにずらりと並んだ9種類から選べるアンティパスト(前菜)が、100g 各450円。全店に共通する旬の有機野菜を使ったサラダや、9種類のパスタ(950~1,500円)は、お好みで麺の種類や味付けなどアレンジしてくれるのも嬉しい。また、パルミジャーノ・レッジャーノチーズの中で、目の前で仕上げてくれる「パルミジャーノのリゾット」(1,500円)もウリだ。夜の客単価は3,000円で、コースは「キャメルコース」(3,500円)と「葡萄房コース」(5,000円)の2種。昼はピッツアかパスタにミニサラダ・ドリンクが付く「ランチセット」(1,000円)と、前述の前菜が3種選べる「アンティパストミストランチ」(1,350円)で、客単は1,200円。各種メニューはテイクアウトも可能だ。ドリンクはイタリアビール(750~850円)3種のほか、ワインは全て、イタリア産のオーガニックを20種。グラス700円、ボトルは3,000円からと、オーガニックながらリーズナブルで、その半数は、ボトルの約半量のカラフェで注文することができるのも魅力。また、ヨーロッパに在住していたこともあるオーナーが、地元で人気レストランで出会ったハーブスパイスに魅了され、イタリア中を探して見つけ出し、ブレンドスパイス「ブルスケッタ」は、同店の料理に使用されているほか、一袋450円で購入も可能。その店の店主を口説き落として手にようやく入れたもので、もちろん日本では同系列店でしか味わえない本場の味わいで、大好評だ。このほか、恐竜が生活していたジュラ紀から育まれたという「ジュラシックソルト」という、アメリカユタ州の地層から採れる天然岩塩も900円で販売。あまりの美味しさに、肌身離さず持ち歩く“ジュラガー”も出現中という。長年愛されてきた店に、“CAMEL”ブランドの独自のエッセンスを加え、今後も地域密着型で愛されていくだろう一軒の誕生だ。
店舗データ
店名 | 葡萄房 BY THE CAMEL(ぶどうほうバイザキャメル) |
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住所 | 東京都杉並区方南町2-16-1 |
電話 | 03-3316-6499 |
営業時間 | 11:30-15:00(L.O.14:30) 18:00-23:00(L.O.22:00) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 44席(36席・半個室1室 8席) |
関連リンク | THE CAMEL |