2009年4月、霧島鶏の焼鳥にこだわった居酒屋「わすれん棒」をオープンしたタウンダイニング(東京都千代田区、代表取締役・新田祐子氏)は、7月25日、同業態で2号店の「焼鳥・釜飯 わすれん棒 新宿本店」を新宿三丁目エリアにオープンした。「わすれん棒」は、宮崎の銘柄鶏“霧島鶏”を毎日空輸で直送し、毎日店で串打ちして焼き上げる焼鳥が看板商品。絞めてから最短22時間以内に届く鮮度抜群の霧島鶏を使いながら、焼鳥は1本90円からというコストパフォーマンスのよさで、オープン3ヶ月ながら早くも人気を集めている。この度オープンした新宿本店では、基本的なメニュー構成を履修しつつ、“稀少部位”の提供をスタートし、新たな魅力を打ち出した。霧島鶏は内臓部分の美味しさでも知られているが、これまでは1店舗で限られた数量しかとれず、用意があるときのみの隠れメニュー的存在だった。2店舗体制となった今後は、新宿本店では数量限定だが毎日稀少部位を用意。ももの付け根部分で、脂が少なく淡白な「玉肉」(248円)、心臓と肝臓をつなぐ部分で、食感のよい「こころ残り」(269円)、口のなかでとろける「炙り白レバー」(499円)、歯ごたえのある「フクラハギ」(234円)など、常時約8種類を提供する。調理を統括するのは、浅草の老舗和食店出身で職人歴30年の料理長。継ぎ足し守ってきた25年熟成のタレや、モンゴルの甘塩「オブス湖岩塩」など、味づくりにもこだわっている。焼鳥以外のメニューでは、霧島鶏のガラと北海道・利尻昆布、野菜を加えて7時間かけてだしをとり、「オブス湖岩塩」で仕上げた「絶品水炊き」(1人前988円)や、茨城産コシヒカリを、利尻昆布とカツオ節でとっただしと白醤油で上品な味に炊き上げた「釜飯」(699円~)など、手間をかけて作る料理も用意。ドリンクは、焼鳥には欠かせない生ビールやホッピーをはじめ、ハイボール、オリジナルサワー、焼酎など約70種。外観は赤提灯の吊るされた大衆的な雰囲気でありながら、店内は、女性だけでもくつろげる清潔感のある雰囲気だ。新宿駅から徒歩3分という好立地で、営業は朝5時までという使い勝手のよさも魅力にする。営業部長の橋口真寿男氏は、「コンセプトは、毎日通える「親父の寄り道酒場」。「やっぱりここが一番!」と感じていただけるよう、コストパフォーマンスにこだわりました。流行に左右されず、皆様の「いつもの店」になれるような、息の長い店づくりを進めたい」と話す。
店舗データ
店名 | 焼鳥・釜飯 わすれん棒 新宿本店 |
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住所 | 東京都新宿区新宿3-31-2 NS中央プラザビル2階 |
電話 | 03-3352-2500 |
営業時間 | 平日・祝前日 17:00-翌5:00 日・祝 -23:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 30坪・75席 |
客単価 | 2,500円 |
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