薩摩知覧鶏を中心にした炭火焼き料理の「炙屋 小鉄」「炙屋 鉄治郎」を手がけるBOWS株式会社(東京都文京区、代表取締役・山口知則氏)は8月1日、ワインショップのオーナーらとコラボレートし、「炭火焼き&ワイン RaySam Tokyo」を神楽坂にオープンする。神楽坂のメインストリートから1本入った2階に位置する、隠れ家的な店。店内はゆったりとしたレゲエのBGMに、円形のオープンキッチンカウンターや、古木のような味わいのあるテーブルがランダムに並び、ヨーロッパの老舗ビストロを訪れたような、陽気でノスタルジックな雰囲気が漂う。料理は「炙屋 小鉄」などでも提供している薩摩知覧鶏がメイン。通常、地鶏でも200日程度で出荷するところを、450日以上かけて長期飼育された成鶏のみを使用しているため、身が引き締まって歯ごたえがあるうえ、ジューシーな脂がたっぷりで、串焼きに最適だという。また横浜出身のシェフが懇意にしている横浜市場から、毎日届く新鮮な海の幸の料理もポイント。“サメの心臓”や“タコの白子”など、他店ではめったに手に入らないメニューをはじめ、多数の料理を¥1,000以下を中心にリーズナブルに提供する。新鮮な鶏や魚介の料理とともに、もうひとつの看板となるのが、ワインショップのオーナーとコラボレートした100種以上の品揃えを誇るワイン。¥2,500~4,000のリーズナブルなものを中心に、コストパフォーマンスのよいワインを世界各地から集めている。特に赤ワインは、「ワインショップでワインを選ぶように自由に選んでほしい」という発想から、すべてのボトルを店内にディスプレイし、産地やブドウの種類、味わいの特徴、価格などを書いたネームタグを貼付。客は店内を自由に歩きながら好みのものを探せるという新しいスタイルを取り入れている。もちろんスタッフと相談しながら料理とワインのマリアージュを提案してもらうのもおすすめだ。今後はワイナリーの方を招いた試飲会を開くなど、ワインを気軽に楽しんでもらうための企画も考案中とのこと。ビストロスタイルの店内で、本格的な炭火焼き料理とカジュアルなワインを存分に楽しめる店。神楽坂の夜に足りなかった店が登場したといえよう。
店舗データ
店名 | 炭火焼き&ワイン RaySam(レイサム)Tokyo |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂2-9 アルファタウン神楽坂2F |
アクセス | JR・東京メトロ飯田橋駅より徒歩3分、東京メトロ神楽坂駅より徒歩5分 |
電話 | 03-3268-7447 |
営業時間 | 17:00-翌1:00(24:00L.O.)、日曜 -23:00(22:30L.O.) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 30坪 52席 |
客単価 | ¥4,000-5,000(ワインの種類による) |